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長く続くコロナ禍の中で、在宅ワークや外出制限など私たちの生活習慣は大きく変わりました。
そして、この生活習慣の変化と共に体型が変わってお困りの方も多いのではないでしょうか。
毎日着る服だからこそ、自分のサイズに合わせ気持ちよく着たいもの。
そこで、今回はスーツに関わる基本的なお直しについてご紹介していきたいと思います。
スーツに関する主な直しはスソ、ウエスト、袖の3つ。
まず、基本のスソは折り返しのない「シングル」と折り返しのある「ダブル」の2種類。
シルエットがすっきりして見える「シングル」に対し、「ダブル」は、重厚感があり、クラシックな印象を演出することができます。
軽やかでスタイリッシュなイメージの「シングル仕上げ」。スソ上げを「ダブル仕上げ」にする場合は、ダブルの幅は3.5cm~4.0cmが一般的
次にウエストですが、ウエストは直しの出来る仕様と出来ない仕様があるので注意が必要です。
パンツの腰裏部分を見て頂き、写真のようなあまり布がある仕様であれば基本的に直しは可能となります。
パンツの腰裏部分を見て頂き、写真のようなあまり布がある仕様であれば基本的に直しが可能。(スーツセレクトの商品は全て直しが可能)
最後に袖ですが、“本切羽”と呼ばれる実際にボタンを開閉できるものと、“飾り切羽”と呼ばれるボタンは飾りで開閉できない仕様の2つがあります。
それぞれ良さがありますが、お直しだけに限っていうと、ボタン移動が可能な“飾り切羽”に対し、“本切羽”はボタン移動ができない為、「袖山詰め」と呼ばれる肩から詰める必要があり、より高度な技術が必要になります。
“本切羽仕様”と“飾り切羽仕様”で必要な直し技術が大きく異なります。直しの詳細に関しては、スタッフまでお問合せください
自分も実際に体験しましたが、店をオープンする前、「タイでどこに洋服のお直しを頼んだらいいだろう」と不安に思ったことがあります。
それは、下手にお直しをされてしまっては、その洋服はもう着れなくなってしまうからです。
「せっかく買った洋服を大切に着たい」、「もう少しだけ自分のサイズに調整したい」など、スーツセレクトでは弊社以外の商品のお直しも承っております。
お直しに関する基本的な知識を学び、より快適なタイ生活をお楽しみください。
スーツセレクトではお客様によりご満足頂けるよう、熟練されたスタッフがスソ上げ含めて、日本の技術を活かしながら丁寧にお直しを行なっております