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冬場の結婚式におけるスーツの着こなしは、季節感がポイント

黒チェスターコート

季節感が着こなしのポイント!

一年を通していつ招待されるか分からない結婚式。季節に合わせたフォーマルスタイルを意識されたことはありますか? フォーマルはルールやマナーを守る事が前提ですが、招待客は場を盛り上げる役目もあります。そこには季節に合った着こなしも大きなポイントです。

今回は季節の中でも冬にフォーカスしてスーツの着こなしを見ていきましょう! 冬の必須アイテムコートについても、結婚式に最適なコートとはどんなデザインなのか? 合わせてご紹介させていただきます。

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冬場の結婚式のスーツの着こなしは季節感がポイント
目次

1.基本的には季節によって着こなしは変わらない

2.冬の結婚式の必須アイテム、コートの着こなしマナー

・脱ぐタイミングは会場に入ってすぐ。受付の前にクロークに預ける

・色は黒が最もフォーマル

・デザインはチェスターコートが最もフォーマル

3.NGコート

・ダウンコートなどのカジュアルコート

・毛皮やアニマル柄

4.冬の結婚式で活躍するオススメのアイテム

・ベルベット素材のアイテムを選ぶ

 ・スーツ

 ・ジレ(ベスト)

 ・ボウタイ

5.暖色系の色をアクセントとして使い、季節感を演出しよう

 ・レッド

 ・オレンジ

 ・ブラウン

6.まとめ

基本的には季節によって着こなしは変わらない

ブラックフォーマル

今回は春夏秋冬、四季の中でも冬の結婚式の着こなしについてご紹介させていただきます。その前に知っておいていただきたいことが一つあります。それは・・・「結婚式において、基本的には季節によって着こなしは変わらない」ということです。

結婚式はお祝いの席であり、あらたまったフォーマルな席です。季節問わず、出席する際の装いは、上品且つ紳士的である必要があり、そこにはルールがあります。

季節問わず、結婚式における挙式・披露宴・二次会とすべてのウエディングシーンにおいて、ゲスト参加者は主役である新郎新婦の引立て役になります。

ゲスト参加者=主役ではありません。

そのことを理解し、季節問わず、ルールに沿った着こなしをすることがマナーであるということを念頭においておきましょう。

しかし昨今では、結婚式のドレスコードのカジュアル化が進んでいます。オシャレに着こなしたい方が増えてきており、ニーズも多種多様です。受付・祝辞・余興など、人前に立つ役割になった場合に、華やかな装いをしたいという声も増えてきております。

そこで今回は、少しアレンジをしたスーツの着こなしと、冬の結婚式に欠かせないコートについてご紹介していきます。

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冬の結婚式の必須アイテム、コートの着こなしマナー

黒のチェスターコート

防寒のために着用されるコートですが、結婚式などのフォーマルのシーンではどのようなコートを着て行けば良いのか、ご存じない方もいらっしゃるのではないでしょうか?

デザイン・色・素材・着こなしのルール・マナーなど結婚式のコートについての質問はたくさんあります。それでは結婚式にふさわしいコートの着こなしマナーと控えるべきNGコートまでご案内していきます。

脱ぐタイミングは会場に入ってすぐ。受付の前にクロークに預ける。

結婚式会場までコートを着用していき、どのタイミングで脱ぐのが正解でしょうか?

正解は 「会場入ってすぐ」 または 「会場に入る前」 になります。

会社訪問や商談で商談先に伺う際も同様ですが、フォーマルシーンでもアウターなどの防寒具は、会場に入る前に脱ぐのが好ましいと言えます。コートは室内着ではないため、室内でいつまでも着用しているのはマナー違反です。

結婚式会場に入るとすぐにクロークが設けられており、脱いだコートはクロークに預けるのがマナーとなります。受付を行う前にコートは預けましょう。決して式場内に持ち込まないように、注意しましょう。

※クロークとは・・・
クロークとはクロークルームの略称で、クロークは防寒着のことをさします。よってクロームルームとは、防寒着を置く部屋という意味です。今ではコートの他、キャリーバッグなどの荷物も預かってくれるなど、携帯品の一時預かり所の役割があります。

コートの色は黒が最もフォーマル

コートの色は黒が基本ですが、決して黒でなくてはいけないというわけではありません。ネイビーやチャコールグレーなどの、ダークトーンのコートでも問題ありません。

しかしこれから購入を考えている方は、様々なオケージョンで使いやすく、合わせやすい上に、フォーマルとしてベストなカラーである黒をおすすめします。

お祝い事である結婚式に関しては、ネイビーなどのカラーコートでも問題ありませんが、同じフォーマルシーンでも、不祝儀であるお葬式の場合は「黒」がマストな色のため、黒のコートをお持ちでない方は一着用意しておくと安心です。

最新のコート一覧はこちら

デザインはチェスターコートが最もフォーマル

黒チェスターコート


コートには様々な素材・デザインがあり、悩まれる方も多いと思います。

素材はウール、カシミアなどの天然繊維、ポリエステル等の化学繊維など様々です。またデザインも、バルマカーンコート(ステンカラーコート)、トレンチコート、スタンドカラーコート、ダッフルコート、Pコートなど、実に多くの種類のコートがあります。

その中で最も結婚式に適した、フォーマルなコートはウールのチェスターコートです。

チェスターコート(チェスターフィールドコート)は、正礼装であるフロックコートが基となって作られたコートです。フォーマルに適していることはもちろん、現在ではカジュアルにも合わせられる万能なコートです。最も支持率の高いコートのデザインの一つだといえるでしょう。

上品でクラッシックなチェスターコートもあれば、フロントボタンを隠す比翼仕立て(フライフロント)や、ウエストに絞りを加えた、シャープでモダンなデザインのものもあります。

最新のチェスターコート一覧はこちら

NGコート

先にもお伝えした通り、結婚式のコートは黒のウール素材のチェスターコートが最もフォーマルです。とはいえ、普段ビジネスで着用されているバルマカーン(ステンカラー)コートや、トレンチコートなどのベーシックなコートは着用しても問題ありません。

一方で着用を避けるべきNGなコートもあります。NGに該当するコートが次の2つです。

フーデッドコート、ダウンコートなどのカジュアルコート

モッズコート

1つ目のNGはカジュアルコートです。あくまで結婚式は正式な式典なのでカジュアルな印象を与えるコートは極力避けた方が良いでしょう。モッズコート・ダウンコート・ダッフルコートなどの、カジュアル色の強いコートは結婚式の場にふさわしいとは言えないので、注意が必要です。

※ファッションとしては、スーツの上にダウンを着るなど、カジュアルMIXの着こなしも見られますが、結婚式では避けたほうが無難です。

毛皮やアニマル柄

NGコート2つ目は毛皮のコート、ファー付のコートです。

これらのコートは、動物の殺生をイメージさせるコートになるため、おめでたい席である結婚式だけではなく、故人を偲ぶ葬儀も含め、全てのフォーマルのシーンでの着用は厳禁となっています。

冬の結婚式で活躍するオススメのアイテム

ここからは、冬の結婚式で活躍する冬のおすすめのアイテムを紹介させていただきます!

冬を意識し、素材選びや色選びにこだわると、季節感のある着こなしを演出できます。周りと差がつく着こなしを楽しむことができます。

ぜひ冬ならではの、結婚式の着こなしをお楽しみください。

ベルベット素材のアイテムを選ぶ!

ベルベット生地アップ

冬をイメージさせる素材と言えば、コーデュロイやベルベットが代表的ですが、コーデュロイはカジュアルなイメージがあるため、結婚式で着用する場合は、二次会からが好ましいでしょう。

冬の結婚式でおすすめしたい素材はベルベットです。冬らしさだけでなく、高級感があり、格式を上げた上品な着こなしを楽しめます。見た目も温かみのあるベルベットはビロードとも呼ばれています。

結婚式などパーティーシーン以外でも、身近なアイテムではカーテンなどにも使用されています。

次ではベルベット素材を使用した結婚式におすすめのアイテムをご紹介します。

ベルベット スーツ

着こなしの主役は、やはりスーツです。

ベルベット生地のスーツは非常に高級感があり、上品なイメージを演出出来ます。滑らかな素材感と微光沢から色に深みが増します。同時に「冬」を感じさせてくれるため、季節感のある一着として、お召し頂けます。

素材に特徴がある分、装飾品を付けてより華やかにしようとすると、逆に上品さを失ってしまいがちです。ベルベットスーツを着用する場合は、装飾品は控えめにし、素材を主役とした着こなしをしていきましょう。

ベルベット ジレ(ベスト)

おしゃれで高級感のあるベルベット生地のスーツですが、存在感が強く、中々踏み出せない・・・。そんな方には、ベルベット素材の一点使いがおすすめです。

まずはベスト。ジャケットの中に着るアイテムのため、主張しすぎず、程よくおしゃれを楽しみたい方にはおすすめのアイテムです。

スーツと同系色のベストを着れば、グラデーションコーデで統一感のある着こなしを楽しめます。またアクセントとなる色を選んでも、ベルベットは上品さのある落ち着いた雰囲気の素材のため、派手になりすぎることはありません。

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ベルベット ボウタイ(蝶ネクタイ)

ベルベット黒ボウタイ

ボウタイ(蝶ネクタイ)にベルベット素材を使ってもさりげないおしゃれを楽しめます。

着こなしの中で一番目線がいく胸元に、季節素材であるベルベット素材を取り入れると、季節感はもちろん、高級感と柔らかな印象を与えることが出来ます。

ボウタイの人気が上がってきている中で、素材にアクセントを入れて周りと差を付けていきましょう。

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暖色系の色をアクセントとして使い、季節感を演出しよう


寒い冬の季節は、暖色系の色を使って、暖かさをイメージさせるコーディネートも有効的です。素材だけでなく、色で遊びをいれるのも季節の演出としておすすめです。見た目のウォーム感だけでなく、着こなしのアクセントにもなりますので、上手く取り入れてみてください。

冬におすすめしたい暖色系のカラーはレッド・オレンジ・ブラウンの3色です。

レッド(赤)


赤といっても幅広いバリエーションがあります。

ピンクに近い、鮮やかな蛍光色系の赤であるマゼンダは、ポップで華やかな印象になります(画像左)。

冬場におすすめの赤色はボルドーです。ボルドーはその名の通り、赤ワインの色をさします(
画像右)。一見落ち着いた印象で、結婚式には向かないように思われるかもしれませんが、シルク素材のワインカラーは上品な艶から、高級感を演出することができます。

柄はソリッド(無地)やフォーマルな柄であるピンドット(細かいドット)がおすすめです。同色のポケットチーフを合わせれば、華やかさも演出できます。

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オレンジ(橙)


オレンジはレッドと比較すると、ややカジュアル傾向が強い色のため、カジュアルウエディングや二次会に向いた色です。オレンジはビタミンカラーとも呼ばれ、元気の出る色です。

左の画像の明るいトーンのオレンジは、お祝いの席での華やかさを演出したい方におすすめの色です。また右の画像のように落ち着いたオレンジ色は、肌の色に自然に馴染み、大人の雰囲気を演出してくれます。

ブラウン(茶)

黒×茶色 ボウタイ

茶色と聞くと、ビジネスをイメージされる方が多いと思いますが、ブラウンのボウタイ(蝶ネクタイ)ではどうでしょうか?

ブラウン×ブラックの配色のボウタイは、大人の落ち着いた雰囲気とこなれ感を演出できます。ボウタイに抵抗があるかたも、始めやすい配色といえます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

冬であってもフォーマルマナーは変わりません。季節感を出す場合は、冬らしい素材や、冬らしい色使いを取り入れてみましょう。

また、冬の結婚式はコートまで気を配ることが大切です。「会場に着いたら脱ぐから何でもいい」と思わず、コートを含めたトータルコーディネートをおこなっていきましょう。それが大人の嗜みです。

今回は、冬場の結婚式における服装(着こなし)についてご案内させていただきましたが、別記事「夏の結婚式の着こなしとマナー」では、夏場の結婚式における服装(着こなし)について、ご案内しております。

ぜひ合わせてご覧になってみてください。


スーツセレクトは、北は北海道、南は沖縄、海外はタイに約200店舗展開しているスーツショップです。

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