プロのネクタイの選び方はこれ!
着こなしを決めると言っても、過言ではないネクタイ!
結婚式のネクタイ選びは、選択肢が広く迷ってしまいます。
そこで今回は、「結婚式のネクタイ マナー」・「結婚式のネクタイ 種類」・ 「季節別、結婚式のネクタイ 色の選び方」・ 「結婚式のネクタイ 柄の選び方」・「結婚式のネクタイの結び方」。
結婚式のネクタイについて、全てを語ります。
是非ご覧くださいませ。
※SUIT LIBRARYでは結婚式の服装に関する様々なコンテンツ(記事)をご用意しております。
合わせてご覧ください。
プロに聞いた結婚式でのスーツに合わせるネクタイの選び方
1.結婚式のネクタイ マナー
(1)ドレスコードが決まっている場合は厳守
(2)結婚式のネクタイの色=白は誤った認識?
(3)結婚式のネクタイNG集
①黒のネクタイ
②動物柄のネクタイ
2.結婚式のネクタイ 種類
(1)ネクタイ(ベーシックタイ)
(2)ボウタイ(蝶ネクタイ)
(3)バロックタイ
(4)アスコットタイ・アスコットスカーフ
3.季節別、結婚式のネクタイ 色の選び方
(1)オールシーズン
①ホワイト
②シルバー
(2)春~スプリングウェディングカラー~
①ピンク
②ラベンダー
(3)夏~サマーウェディングカラー~
①ブルー
②イエロー
(4)秋~オータムウェディングカラー~
①シャンパンゴールド
②オレンジ
(5)冬~ウィンターウェディングカラー~
①スモーキーカラー
4.結婚式のネクタイ 柄の選び方
(1)ソリッド
(2)レジメンタルストライプ
(3)ピンドット
(4)グレナカートチェック
(5)ハウンドトゥース
(6)ペイズリー
5.結婚式のネクタイの結び方
(1) アスコットスカーフの結び方
(2) ネクタイの3つの結び方
6.まとめ
7.結婚式 関連コンテンツご紹介
結婚式のネクタイ マナー
ネクタイは色や柄で相手に与える印象が大きく変わります。また、フォーマルシーンにふさわしいマナーとルールはしっかり理解しておくことが重要です。
ドレスコードが決まっている場合は厳守
現代のフォーマルシーンでは、従来に比べるとルールが緩くなっているものの、ドレスコードを守り、社会人として【TPO】に合った着こなしを意識することが求められます。
当日の着こなしを考える上で「招待状」はチェックしましょう。実は、結婚式の招待状は単に日時と場所を知らせるだけではなく、多くのことを伝えてくれます。例えば、式の開催時間によってビフォー6・アフターシックス6どちらの装いがふさわしいか判断します。また、格式の高い結婚式の場合「ホワイトタイ」や 「ブラックタイ」など、明確なドレスコードが記載されていることがあるからです。
ホワイトタイとはモーニングコートを指しており、ブラックタイはタキシードのことを指します。
日本の結婚式においては、「ホワイトタイ」「ブラックタイ」などのドレスコードが明記されていることは、滅多にありません。しかし、知らないと自分自身が恥をかくだけでなく、ホスト側である新郎・新婦にも恥をかかせることになってしまうので、知っておくこと、理解をしておくことが大切になってきます。
このように、ドレスコードの明記がある場合は、守ることがフォーマルシーンでの装いのマナーとなりますので注意していきましょう。
その日に会うすべての人のことを考え、その場に相応しい服装を心がけたいですね。
※豆知識※
ビフォー6・アフター6とは?
フォーマルウエアは、19世紀のヨーロッパから続くとても長い歴史があります。当時から社交界や晩餐会、婚礼の式典などの「あらたまった席」で服装にルールを作り、それを皆で守り、着こなすことで相手への敬意を表わし、気持ちを表現したりしていました。
また、着こなしのルールを守ることが上流階級の楽しみでもありました。その中で代表的なのが、ビフォー6と、アフター6です。「昼のパール・夜のサファイヤ」と言われるように、当時の上流階級の人々が、自然照明で映える素材か、夜間照明で映える素材かなど、光の加減を考えて昼、夜に分けてルールを作って洋服を楽しんだことから、現在も続くドレスコードに発展したと言われています。
具体的には、午前〜18時(冬は17時)までの式をビフォー6、18時(冬は17時)以降の式をアフター6と言い、ラメの強いものやスパンコールなどの装飾は夜(アフター6)向きと言われます。
色合いやトーンでも向いている時間帯がありますので、この後紹介する各アイテムでも少し触れていきます。
招待状に記載されるドレスコートの意味は?
①インフォーマル(平服) 誤)❌カジュアルな服装 正)⭕ダークネイビー(濃紺)やダークグレー(チャコール)、ブラックなどのダークスーツにネクタイを着用した服装のこと。
②ブラックタイ 誤)❌黒いネクタイ 正)⭕タキシードのこと。色は黒でなくても大丈夫ですが、TPOに合わせて着用しましょう。
③ホワイトタイ 誤)❌白いネクタイ 正)⭕燕尾服のこと。燕尾服は夜(AfterSix)でもっとも格式の高い服装で、イブニングテールコートとも呼ぼれます。
④フォーマル (第一礼装) モーニングコート・燕尾服・テールコートのこと。
⑤セミフォーマル (第二礼装) ディレクターズスーツ・タキシードのこと。日本では礼服・ブラックスーツも含みます。
結婚式のネクタイの色=白は誤った認識?
結婚式と言えば白のネクタイ、と思われている方は少なくないと思います。
しかし実は、世界共通のフォーマルカラー(結婚式)は、「シルバー」のため、正しくはシルバー色で参列されるのがふさわしいといえます。また日本において白ネクタイは、親族が使用することが多いカラーです。
主賓側、親族側と被ってしまうことを避けるのも、ゲスト側の着こなしのマナーのひとつです。
結婚式のネクタイ NG集
ゲスト出席者は、お祝いの席である結婚式を盛り上げる、華やかにするといった役割もあります。したがって、結婚式に彩りを加えるといったことからも、華やかな着こなしで参列することは、参列者として好ましい印象を受けます。
しかし、やり過ぎて新郎新婦よりも目立つ着こなしは厳禁です。
女性のゲストが白のドレスを着ていかないのと同様に、男性のスーツ選び、ネクタイ選びにも主役を引き立てつつ、お祝いの気持ちの伝わるシーンに合った着こなしが望まれます。
どのようなネクタイを選べばよいかご紹介する前に、ネクタイを選ぶ上で、避けた方が良い、またはNGと言われる二つのネクタイをご紹介します。
黒のネクタイ
一つ目は黒のネクタイです。
日本において黒は弔事を連想させるカラーとなるため、避けるべき色です。挙式や披露宴はもちろんお祝いの席ではタブーな色です。
ボウタイ(蝶ネクタイ)やバロックタイであれば、黒色であっても、問題なく着用することができます。
しかし、これは日本独特の文化によるもので、ヨーロッパやアメリカなどの一部の洋装文化の歴史の長い国では、結婚式=黒のネクタイが主流で、新郎もゲストもみんな黒いネクタイをつけることが一般的です。
招待されている挙式・披露宴がどの国で開催されるものなのか、またどういった国籍の方が参加されるのかを確認して主役・ゲストにとって素敵な一日になるような配慮も大切です。
アニマル柄
二つ目はアニマル柄です。動物の殺生を連想させる柄であることから、結婚式だけではなく、冠婚葬祭、すべてのフォーマルシーンにおいて、アニマル柄はNGです。
アニマル柄のネクタイで、目立つ着こなしや、派手な着こなしをしたい方もいらっしゃると思いますが、マナー違反になりますので、注意しましょう。
あくまでも結婚式の主役は、ホスト側である新郎新婦、ご親族の方々です。そのことを忘れずに、結婚式のファッションを楽しみましょう。
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結婚式のネクタイ 種類
結婚式で使われるネクタイには、大きく分けると次の四つが挙げられます。
① ネクタイ (ベーシック)
② ボウタイ (蝶ネクタイ)
③ バロックタイ
④ アスコットタイ・アスコットスカーフ
上記の特徴、使い別シーンをこれからご紹介させて頂きます。
ネクタイ (ベーシック)
一つ目は、最も馴染みのあるベーシックなネクタイです。挙式、披露宴、二次会全てのシーンで、一番着用する方が多いネクタイです。ビジネスシーンにおいても、最もポピュラーなデザインです。
光沢のあるナロータイで、ドレッシーな雰囲気を出しても◎
また、クラシックな幅広のネクタイは、深めのディンプル(くぼみ)を作ることで、上品な印象を与えることができます。 ノット(結び目)の大きさや、小剣(ネクタイの細い方の剣先)のこなしで、着こなしに全く違った印象を与えることができ、工夫次第でたくさんのおしゃれを楽しめるのがネクタイの魅力です。
ビフォー6(18時以前の式)は、シルバーカラーのネクタイが定番ですが、ご友人や、知人の結婚式の場合は、光沢のあるブルー、ピンクなどのパステルカラーで彩りを加え、華やかな着こなしをするのもオススメです。
アフター6(18時以降の式)でのネクタイは、ダークトーンでありながら、光沢のあるサテン生地(朱子織)もオススメです。
色のトーンを抑えている分、シルバーのカフスボタンや、ラペルピン、ネクタイピンなどのアクセサリー使いで、着こなしにアクセントを加えてみましょう。上品な光沢で魅せるのもおしゃれな着こなしの一つです。
最近の結婚式は、SNSの普及で「映える」コーディネートとして、複数の友人でネクタイのカラーを合わせたり個性的なおしゃれを楽しまれる方も増えています。ゲストに配慮し、様々なマナーを取り入れた中で、主役への祝福が伝わる色使いのチョイスを楽しみましょう。
ボウタイ(蝶ネクタイ)
ボウタイは結婚式において最適なネクタイの一つです。
誰の目から見ても、華やかに見えるため、お祝い事である結婚式にはピッタリです。
本来ボウタイは、タキシード着用時にウィングカラーシャツに合わせて着用します。タキシードは夜の準礼装(正礼装)のため、合わせるボウタイについても本来はアフター6、夕方から夜の結婚式において使われます。
しかし最近の結婚式では、ビフォー6、昼間から着用される方も増えてきているため、そこまで気にしなくてよいかもしれません。
合わせるシャツにおいてはウィングカラーシャツが最もフォーマル度が高く、ふさわしいといえますが、レギュラーカラーやワイドカラーなどのベーシックな襟型のシャツでも問題ありません。
フォーマル色を強く出したい場合には、ウィングカラーシャツを選び、少し着崩したい場合は、ベーシックな襟型のシャツを選びましょう。
ボウタイのカラーは、ブラックやシルバーが正統派ですが、ご友人・知人の結婚式、二次会においてはパステルカラーもおすすめです。
ボウタイは華やかなパーティー感が出ます。祝辞や乾杯の挨拶などのスピーチ、司会、受付、余興など、人前に立つような役割を頼まれた場合にもボウタイはオススメです。
バロックタイ
バロック王朝時代に貴族が付けられていたことから、最も格式の高いネクタイとして有名なバロックタイ。親族など、新郎新婦との間柄がより近い場合や、主賓で参列する場合に、着用されることが多いネクタイです。
モーニングコートに合わせると、最も正式な礼装である、モストフォーマルな着こなしになります。新郎新婦の父方が着用する代表的なネクタイです。
バロックタイをする場合はベストの着用が必須です。表側の大剣にあたる部分が短いために、ベストを着用しないと、バロックタイとパンツの間に中途半端なスペースが生まれてしまい、バランスが悪くなってしまいます。
華やかさがあり格式も高いため、お祝いの席である結婚式にオススメのネクタイです。
アスコットタイ・アスコットスカーフ
アスコットタイは、モーニングコートやディレクターズスーツに合わせ、基本的に昼の礼装として着用された幅広のネクタイです。イギリスのアスコット競馬場で貴族がつけはじめたことが発祥とされています。
アスコットタイとアスコットスカーフは同じ意味で使われていることもありますが、正しくは別の物(別の使い方)をさします。
アスコットタイがシャツの外側を装飾するのに対して、アスコットスカーフは、シャツの襟の内側で、直接首に巻き付け、結んだ剣先を中に入れるタイプの物をさします。また、アスコットタイを、直接首に巻き付けて使用した時の名称を、アスコットスカーフと呼ぶ人もいます(単にアスコットタイよりも、幅広なネクタイのことを、アスコットスカーフと呼ぶ人もおり、明確な定義は決まっておりません)。
アスコットタイを、カジュアルにしたもの(カジュアルな巻き方)が、アスコットスカーフという認識で大丈夫です。
※画像はアスコットスカーフです。
合わせるシャツにおいては、フォーマルシャツの定番である、ウィングカラーシャツや、シャツの中に巻く場合は、立ち襟のイタリアンカラーシャツもオススメです。
巻き方(結び方)も様々あり、アレンジを楽しむことができます。スカーフのように合わせたり、ネクタイ風に巻いたり、リングタイのように使うこともできます。
挙式から参列する場合は、アスコットタイ。カジュアルな披露宴や、二次会に出席する場合は、アスコットスカーフがオススメです。
季節別、結婚式のネクタイ 色の選び方
ここからは、季節ごとにオススメのネクタイのカラー(色)をご紹介させて頂きます。日本には四季があり、それぞれ季節を表す色があります。ネクタイで季節の色を取り入れてみてはいかがでしょうか。
一年を通してある結婚式。毎回同じというのも面白くありません。非日常を楽しむ場でもあるため、着こなしを変えて、ファッションでも楽しみましょう。
最もポピュラーで使用される方の多いベーシックなネクタイを例にご紹介させて頂きます。
オールシーズン
まずは季節問わず、オールシーズン対応出来る色をご紹介します。季節問わず使える色=年間使える正統派な色です。
ホワイト
一つ目はホワイト(白)です。日本特有とされるフォーマルカラーであるホワイトは、挙式、披露宴、二次会にいたる迄、様々なウェディングシーンで使用できます。
冒頭で、結婚式のネクタイの色=白は誤った認識?とお伝えしましたが、決してNGというわけではありませんので、ご安心ください。あくまで、グローバルスタンダードとしては、白ではなくシルバー(グレー)だということで、白が使えないということではありません。
清涼感のあるホワイトは、見た目の印象が上品で、華やかさも演出してくれるカラーです。日本においては、結婚式のネクタイ=白というのが定着しているため、安心して使うことができます。
シルバー
二つ目はシルバーです。
最もフォーマルシーンに適したカラーであり、ホワイト同様にシーンを選びません。上品かつシックなスタイリングにもなるため、お洒落に着こなせる上に、定番色のため、悩まれたらシルバーにしておけば間違いありません。
取引先の方や、同僚、親戚などの結婚式でも安心して着用できますが、選ぶ際の注意点はシルバーとグレーの違いに気をつけることです。シルバーは光沢のあるもので、グレーは黒と白を混ぜたマットな質感の色になります。グレーは、色が深いと暗いマイナスのイメージに伝わってしまいますので、光沢と明るいトーンを意識して選びましょう。
シルバーのネクタイをスタイリッシュに見せたい場合は、モードなナロータイを選び、クラシックな着こなしを楽しみたい場合は、幅広のネクタイを選んで、しっかりとディンプルを作った上で、上品さを演出するのがオススメです。
春~スプリングウェディングカラー~
寒さから徐々に暖かな気温になり、着こなしも気温に合わせて柔らかなカラーに変えると春らしさが演出できます。
ピンク
ピンクと言っても様々なカラーが存在します。
ここでオススメしたいのはペールトーン(白みがかった色)の桜を思わせるピンクです。春らしさを印象づけてくれます。ビビットなショッキングピンクはカジュアル感が強く出てしまうため、柔らかな優しい雰囲気のピンク色がオススメです。
ラベンダー
ラベンダーや藤の花などの淡い紫色も春をイメージさせるカラーです。
ラベンダーはホワイトシャツと組み合わせることで、上品で優美な華やかな印象を演出できます。ただ、あくまでペールトーンの淡い紫色であるラベンダーが、春をイメージする色であって、通常の紫色であるパープルになると、冬のイメージになるため、色のトーンには注意しましょう。
夏~サマーウェディングカラー~
季節は変わり、夏になると、爽やかさや、元気なイメージのカラーがオススメです。夏は気温が高いため、涼しくみせることもポイントです。
ブルー
夏の象徴的なカラーといえば、ブルー(青)を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。爽やかで涼しげな印象を与えるブルーは、万人に好まれるカラーです。
ネイビースーツに、ホワイトシャツを合わせ、ブルーのネクタイを締めると、マリンテイストのウェディングスタイルが完成します。
夏の結婚式に最適なコーディネートです。
イエロー
夏の代表的なカラーとして、イエロー(黄色)も挙げられます。
ビタミンカラーとも言われるイエローは明るい雰囲気を演出でき、見る側に元気を与える効果があります。ペールトーンの柔らかい印象のイエローから、ライブカラーのハッキリとしたイエローまで様々な種類があります。
華やかさが大切な結婚式において、盛り上げ役であるゲストが取り入れる色として、ふさわしいカラーだといえます。
特に夏場のご友人の結婚式に出席する時に、オススメのカラーです。
秋~オータムウェディングカラー~
夏の厳しい暑さが徐々に和らぎ、吹く風が、ひんやりと気持ちのよい秋。秋といえば、紅葉狩り、栗拾いなど「風景」・「食」が楽しめる季節です。
秋の色といえば、ブラウン(茶色)やオレンジ(橙色)を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
秋の結婚式にオススメのネクタイカラーをご紹介します。
シャンパンゴールド
最初にオススメする色は、シャンパンゴールドです。
煌びやかで豪華なゴールドも素敵ですが、やや目立ちすぎるところがあります。そこでオススメしたいカラーが、シャンパンゴールドです。
シャンパンゴールドはゴールド系のベージュ色、ゴールドのような輝きのあるベージュ色をさします。一般的なゴールドよりも控えめな色でありながら、上品でエレガントなカラーは、結婚式やパーティーシーンにピッタリです。
お酒のシャンパンの色をモチーフにしているのも、お祝い事である結婚式にマッチしたカラーであるといえます。
オレンジ
オレンジ色は紅葉が綺麗な季節に多く見られる秋の色です。おおらかで、陽気なイメージを演出できます。親しみやすい印象を与えることのできる色でもあります。
厳粛な格式の高い結婚式には不向きですが、カジュアルウェディングや二次会にオススメのカラーです。
冬~ウィンターウェディングカラー~
冬をイメージするカラーといえば、雪の色である白を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
白は確かに冬をイメージさせるカラーではありますが、白のネクタイ自体、季節を問わない、結婚式ネクタイの定番カラーのため、ここでは人気が上がってきているスモーキーカラーをご紹介させて頂きます。
スモーキーカラー
スモーキーカラーとはグレーがかった、ややくすみ感のある色のことをさします。色をくすませる(彩度を下げる)ことで、柔らかな印象になり、落ち着いた大人の雰囲気を演出することができます。
スモーキーカラーの中でも、パステルカラーにグレーをミックスしたカラーのことを、ダスティパステルと呼び、近年注目されている色です。今では冬のファッションの定番的な色として人気があります。
パステルカラーは甘く子供っぽい印象になりやすいカラーですが、ダスティパステル(スモーキーカラー)は、「上品な甘さ」を演出することができるため、幅広い年齢の方にお使いいただけます。
冬場の結婚式にお呼ばれされた際は、試してみてください。
結婚式のネクタイ 柄の選び方
ネクタイには様々な柄が存在しますが、一体どれを選べばいいのか分からない。
そんな声にお応えすべく、結婚式で安心して使って頂ける柄をピックアップしてご紹介させていただきます。
ソリッド
ソリッドタイ。いわゆる無地のネクタイです。
もっともベーシックでありながら、上品さや落ち着いた印象を与えてくれるうえに、合わせ易さもあるため、マストな柄のネクタイともいえるでしょう。暗めな色だと重さが出てしまうので、色のトーン(明るさ)には注意が必要です。
シャープでスタイリッシュなイメージを演出したい場合は、シルバーやグレーのソリッドナロータイ(細身のネクタイ)。柔らかな印象を演出したい場合は、パステルカラーのソリッドタイがオススメです。
レジメンタルストライプ
レジメンタルストライプは、等間隔に入ったストライプのことをさします。
結婚式で着用される他、ビジネスでも定番の柄になるため、白地ベースのものや光沢があるものが好ましいでしょう。
ベーシックなネクタイだけでなく、先程ご紹介させていただいたバロックタイの柄としても多く使われております。ストライプ柄は、格式が高いため、役柄を仰せつかっている方にもオススメの柄です。
ピンドット
ピンドットはピンで突いたような柄が特徴です。
このピンドットは日本最古の柄ともいわれており、クラシックな落ち着いた印象を与えてくれます。柄が細かいため、ワイシャツは無地で合わせたほうが、柄同士がぶつかり合わず、整います。
ドット柄が大きくなると、ドレスダウンし、カジュアルな印象になります。ドットの大きさには注意が必要です。
グレナカートチェック
英国の代表的な柄である、グレナカートチェック(グレンチェック)も結婚式では定番の柄です。英国紳士に愛されてきた柄です。
スリーピース又は、オッドベストを着用して、グレナカートチェックのネクタイを組み合わせれば、ブリティッシュトラッドな着こなしを楽しむことができます。
胸にいれるポケットチーフを、スリーピークスで挿せば、より格式高い着こなしになります。
最新のグレナカートチェック(チェック全般)のネクタイ一覧はこちら
ハウンドトゥース
ハウンドトゥースは別名千鳥格子とも呼ばれ、千鳥が連なって飛ぶ様に見えることから名付けられた柄です。こちらも英国発症の柄でフォーマル要素が高い柄といえます。柄が細かいほどフォーマルな印象になります。
基本的にはハウンドトゥースは白黒の配色となるため、白シャツと合わせた、モノトーンのコーディネートがオススメです。
ペイズリー
ペイズリー(和名:松毯模様)イギリスのペイズリー市で量産されるようになったことから生産地名を取って呼ばれます。
柄の意味合いは歴史深く、発祥の地とされるイラン・インドなどの植物の種子や葉、ミドリムシなどの原生動物などの生命力や神秘的な柄として多くのデザインが生み出されていますが、宗教的な意味合いよりもデザインの華やかさ、エレガントさゆえ、シルク製品の仕立て映えのするパターンのひとつです。 特にフォーマルシーンにおいては、より上品な光沢で柄が華やかに映るペイズリーのネクタイは、オシャレを楽しみたい方がコーディネートに取り入れることが多い柄です。
1〜2色の配色でシンプルな色が英国調でフォーマルな印象になり、オススメです。
結婚式ネクタイの結び方
アスコットスカーフの結び方
ネクタイの3つの結び方
プレーンノット
簡単で基本的な結びとされ、一重結びでノットが小さいことがレギュラーカラー、タブカラー、ピンホールカラーなどの襟の開きの狭いデザインに合わせられることが多い結び方です。襟の開きの狭いドレスシャツの方がよりドレッシーな傾向がありますので、最もフォーマルに合わせやすい結び方とも言えます。
ウインザーノット
結び目のノットが大きく表現されることからワイドカラー、ホリゾンタルワイドカラー、カッタウェイなどの、襟の開きの広いデザインシャツに相性が良いと言われる結び方です。
親族の結婚式など、ホスト側での略歴服の着こなしでは、レギュラーカラーシャツが最もふさわしいとされますが、現在ではルールが緩やかになっていますので、友人の結婚式などのゲスト側の参列の場合には、ワイドカラーシャツも主流になりつつありますので、Vゾーンのボリュームを出すことで華やかさを表現したい場合にも着こなしの印象を変えられる結び方とも言えます。
セミウインザーノット
結び目のノットがプレーンノットとウインザーノットの中間的な大きさで、セミワイドカラーやボタンダウンカラーを中心とした襟型のシャツなどに適度なノットサイズのため相性が良いと言われます。比較的カジュアルな印象の結び方ですので、ゲストハウスウエディングや少しラフな印象の披露宴に着こなせる結び方と言えます。
コーディネートに困ったときはコーディネートアプリもおすすめ
コーデイネートに困ったときは、SUIT SELECTのAIレコメンドアプリがおすすめです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
結婚式は一年を通していつ招待されるか分かりません。
ドレスコードが明確にある場合は、ドレスコードに沿った装いや、着こなしが求められます。
また、あくまで主役は新郎・新婦なので、主役よりも目立つ格好や、不謹慎な格好は避けましょう。
そのうえでドレスコードがなく、友人・知人の結婚式であれば、その都度ネクタイの色・柄・デザインを変えて、オシャレを楽しんでみてはいかがでしょうか。
この記事が、皆さんの結婚式のネクタイ選びに、少しでも参考になれば幸いです。
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