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夏の結婚式のスーツの着こなしとマナー

SUMMER WEDDING テキスト

着こなしとマナーのあれこれ

夏の結婚式では、着こなしやマナーで悩むことが多いですよね。

暑くてもジャケットやネクタイは着用すべきか・・・
どんな色を着用していけばいいのか・・・

様々な疑問を解消しつつ、かっこよく参列できるポイントを紹介していきます!

※SUIT LIBRARYでは結婚式の服装に関する様々なコンテンツ(記事)をご用意しております。
合わせてご覧ください。

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夏の結婚式のスーツの着こなしとマナー

基本的には季節によって着こなしは変わらない

夏らしく見せるポイント

・色の使い方

・素材の選び方

・ジャケパンを着こなす

気をつけたい夏の結婚式の服装NG集

・新郎より目立つ格好はNG

・ジャケット無しはNG

・ネクタイ無しはNG

・半袖はNG

サマーウェディングのおすすめの着こなし

・グレーのスリーピースで夏を演出

・ネイビーのスリーピースで夏を演出

・ネクタイにブルー(青)を使って、夏を演出

・夏素材のボウタイで夏を演出

・ホワイトパンツ使い

まとめ

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基本的には季節によって着こなしは変わらない

結婚式の服装を考えるうえで、まず最初に知っておいていただきたいことが一つあります。それは「フォーマルシーンにおいては基本的には季節によって着こなしは変わらない」ということです。

格式の高い結婚式においては、友人としてのゲストでの参列であったとしても、ブラックスーツorダークスーツに白系のシャツ、白かシルバーのネクタイと、白かシルバーのポケットチーフという基本の着こなしからは外れないほうが無難です。

ただし、カジュアルウェディングや、二次会であればその限りではありません。逆に基本に忠実すぎると周りから浮いてしまうことも…。ここではマナーから外れずに、夏らしい爽やかな着こなしかたを紹介していきます。

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夏らしく見せるポイント

せっかく夏のウェディングにゲストとしてお呼ばれされたのであれば、季節感を取り入れるとワンランク上の着こなしを楽しめます。

そのために気をつけるポイントが3つあります。

・色の使い方

・素材(生地)の選び方

・ジャケパンを着こなす

ここからそれぞれのポイントを解説していきます!

色の使い方

結婚式の着こなしで連想する色と言えば、スーツの黒、シャツの白、ネクタイのシルバー(白)ではないでしょうか。格式の高い結婚式であれば、正統派な間違いのない色使いです。しかしながら、カジュアルウェディングや二次会であれば堅すぎる印象になるかもしれません。

夏の結婚式における、色使いのポイントは「どこかにブルー系のアイテムを入れると一気に夏らしい色使いになる」ことです。夏を代表する色である、青を使うだけで、夏らしくなります。

素材(生地)の選び方

夏らしい素材(生地)とは主に3つあります。

・綿(コットン)

・麻(リネン)

・メッシュ織り

いずれも光沢が少なく、さらりとした肌触りで涼しげな印象になります。同じ色柄のアイテムでも、素材が変わるだけで雰囲気が一気に変わります。上手く夏素材を取り入れていきましょう。

ジャケパンを着こなす

結婚式をはじめとしたフォーマルシーンでは、スーツの着用が常識です。よって基本的にはスーツの着用がマストであることを前提として、カジュアルなサマーウェディングや二次会であれば、ジャケパンでの出席も一つの手です。

ただし、ラフになり過ぎないように、またフォーマル感を損なうことのないように、全体で使う色数は抑えていきましょう。

気をつけたい夏の結婚式の服装NG集


新郎より目立つ格好はNG

ビジネスシーンでは社会人らしい落ち着いた服装を求められると思います。その分、結婚式では普段できない派手な格好をしたい方も多いでしょう。

とても気持ちはわかるのですが、あくまで主役は新郎・新婦であることを忘れないようにしましょう。新郎より目立ってしまうと周りからの印象はあまりよくないかもしれません。

「控えめ」であることを大切にしてください。

ジャケットなしはNG

夏のメンズ ウエディングスタイル ベストコーディネート

夏場のビジネスシーンにおいては、ノージャケットのクールビズスタイルが当たり前になっています。それでは結婚式も同じでいいのでしょうか?

答えは「No」です。

元々、シャツはスーツの下着という扱いでした。

ジャケットなしで結婚式に参列するということは、下着姿で結婚式に出席しているのと変わりません。

暑くてどうしてもジャケットを着たくなければベスト(ジレ)が必要です。カジュアルウエディングや二次会であれば、ジャケットの代わりにベストを着用しての出席でも大丈夫なこともあります。
※ビジネスにおいてもシャツ本来の発祥から考えると、暑いから、クールビズだからといってシャツ1枚になるのはNGなのですが、日本の高温多湿の気候を考えると、仕方ないことといえます。

結婚式に着るベストの魅力を、別記事「結婚式にはベストの着用がベストな選択!」で紹介しています。合わせてご覧になってみてください。

ネクタイ無しはNG

ネクタイは必ず着用しましょう。カジュアルな結婚式や二次会では、ネクタイ無しでもOKな場合もありますが、念のため用意しておいたほうが無難です。

おすすめはボウタイ(蝶タイ)です。

小ぶりでかさばらないため、ポケットに忍ばせても邪魔にならないですし、普通のネクタイよりも格式が高くフォーマルなデザインのネクタイのため、結婚式には最適です。

最新のボウタイ(蝶タイ)一覧はこちら

結婚式に着用するネクタイについて、別記事「プロに聞いた結婚式でのネクタイの選び方」で紹介しています。合わせてご覧になってみてください。

ノータイスタイルで参列する時は、ボタンダウンシャツは避けましょう。元々スポーツ用に作られたシャツなので、フォーマルシーンにはふさわしくありません。

カジュアルな結婚式や二次会でノーネクタイで出席する場合は、ネクタイを締めなくてもエレガントさの出る、カッタウェイカラーやワンピースカラーがおすすめです。

※カッタウェイカラーとは、別名ホリゾンタルカラーと呼ばれ、襟が水平(180度)に開いている襟型のことをさします。
※ワンピースカラーとは別名イタリアンカラーと呼ばれ、 台衿の部分が無く、衿と前立ての裏部分が1枚の生地でつながっている襟型のことをさします。

またネクタイがないぶん、胸ポケットに入れるポケットチーフは華やかな色柄を選んでみましょう!程よいアクセントになります。

半袖はNG

半袖画像

サマーウェディングであっても、半袖はNGです。長袖シャツを着ていくべき理由は大きく2つあります。

①スーツを着る場合は、長袖がマナー

普段の仕事着で着るシャツで、半袖シャツを着るのはもちろん問題ありません。しかし結婚式は、改まったオフィシャルな場です。きちんとした服装が求められます。カジュアルな印象になる半袖はマナー違反になってしまいます。

「ジャケットを着てしまえば、見えないから大丈夫!」

大丈夫ではありません。ジャケットの袖からシャツが出ないため、すぐに半袖を着用しているとわかってしまいます。

②不衛生

半袖ワイシャツの上からジャケットを着ると、肌が直接裏地に触れるため、汗や皮脂が付着してしまいます。せっかくのスーツが臭ったり、カビの原因になります。

また裏地が肌に張り付いてしまい、着心地も悪くなってしまします。

サマーウェディングのおすすめの着こなし

シャープなラインのスーツ+夏色夏素材

格式の高い結婚式では夏でもブラックフォーマルが間違いないです。しかしながら、夏に黒色は暑く見えがちです。そんな時はちょっとした工夫で涼しく見せましょう。

最新のシャープなラインのスーツ(SKINNY)はこちら

シャープなライン

まずスーツのシルエットはシャープ(細身)なラインのものを選びましょう!スタイリッシュに着こなすことで、スッキリと見え、涼し気な印象を演出できます。

夏色夏素材

夏色夏素材のアクセサリー集合

小物に使う色・素材がポイントです。

色にライトトーンのグレー、エクリュ(淡いベージュ)カラー、素材にガーゼやオーガンジー(軽く透けている生地)を取り入れることで、程よく力の抜けた柔らかい雰囲気になります。

上品かつオシャレな着こなしでブラックスーツに清涼感がプラスされます。

グレーのスリーピースで夏を演出

シックで落ち着いた雰囲気を出せるグレー。黒に近いチャコールグレーから白に近いライトグレーまで幅広い色があります。色のトーン(明るさ)によって印象が大きく異なります。

どんな色のトーンのグレーのスリーピースがオススメ?


夏ならば、やや明るめのミディアムグレーが、きちんと感と、涼しさを演出できるためおすすめです。

ライトグレーはより明るく、涼しくみせることができますが、新郎の衣装でもよく使われる色です。主役と同じ色になってしまうのは、マナー違反のため避けましょう。チャコールグレー(ダークグレー)も大人っぽい色ですが、夏らしさは出ません。

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グレーのスリーピース オススメの着こなしかたは?

色数を抑えたワントーンコーディネートがおすすめです。

ワントーンコーディネートにすると、全体の統一感が出ます。グレー〜ホワイトにまとめて、グラデーションを意識した色使いにし、素材で夏らしさを演出しましょう!

シャツはホワイト系。素材はリネン(麻)混、からみ織り(メッシュのような生地)が涼しげです。

最新の白シャツ一覧はこちら


ネクタイはホワイトやシルバー、グレー系。素材はリネンやコットン(綿)混。シルクなら英国調のグレンチェックや、千鳥格子にすると着こなしのアクセントになります。

最新のホワイトのネクタイ一覧はこちら


ポケットチーフは白のリネンかメッシュのものを選んで、胸元にも清涼感をプラスしましょう。

最新のポケットチーフ一覧はこちら

ネイビースリーピースで夏を演出

清潔感があり、きちんと感も演出できるネイビー。同じネイビーでも色の濃淡によって大きく印象が変わります。

どんな色のトーンのネイビーのスリーピースがオススメ?

夏のカジュアルブライダルや、二次会におすすめなのは、明るめのブルーです。

本来フォーマルシーンでよく使われるネイビーは、ミッドナイトブルーといって黒に近い濃い色です。ミッドナイトネイビーは、照明の下だと、黒よりも黒く見えるのでとても格式が高く、ヨーロッパでは結婚式の定番の色です。

フォーマルらしくはありますが、どうしても重たく見えてしまうので夏らしさは出ません。ドレスコードの問題がなければ思い切って明るい色で出席しましょう!

ネイビーのスリーピース オススメの着こなしかたは?

どこかにブルーのアイテムを入れると清涼感のあるスタイリングになります!

特におすすめな色が青空のようなサックスブルー。ネクタイやチーフにぜひ取り入れてみてください。シャツまでブルーにしてしまうとビジネスっぽさが出てしまうので、白がベターです。

色味で十分涼しげですが、素材に麻やメッシュを選ぶとさらに夏らしさが出ます。

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ネクタイにブルー(青)を使って、夏を演出

青い空や海を連想されるブルーは、とてもさわやかで夏らしい印象になります。ネクタイを変えるだけなので、最も簡単にサマーウェディングらしさを演出できるテクニックです。

ネクタイに合わせて、ポケットチーフも同系色にしてリンクさせるとさらに素敵になります!

最新のブルーのネクタイ一覧はこちら

夏素材のボウタイ(蝶ネクタイ)で夏を演出

元々ボウタイは夜の正礼装である燕尾服(テールコート)やタキシードに使用するアイテムだったので、本来であれば日中に行われる結婚式ではNGです。

しかし、カジュアルな結婚式や、二次会であれば、昼夜問わず使っても問題ありません。リネンやメッシュ織りの生地を使ったボウタイはとても涼しげです。カジュアルな雰囲気のジャケパンスタイルとの相性も抜群です!

最新のボウタイ(蝶ネクタイ)一覧はこちら

夏素材のボウタイのオススメの着こなしかた

①シャツはウイングカラーがおすすめ

他の襟のデザインでも、おかしくはありません。しかし、フォーマルやパーティーシーンであれば、格式の高いウイングカラーがおすすめです。

ビジネスで使われる襟型ではないため、なじみのない方が多いかもしれませんが、結婚式・パーティー・二次会など、お祝い毎の席で着用すると、一気に華やかな着こなしになります。

ウイングカラーの定番色は白です。あえてブルーのチェック柄や、デニム生地のものをチョイスすると、抜け感のあるこなれた印象になります。

最新のウイングカラーシャツ一覧はこちら

②ベスト(ジレ)の着用

ボウタイスタイルではぜひベストを着用してください。ボウタイは普通のネクタイよりも小さい分、Vゾーンが空いてしまい、さびしい印象になります。

ベストを入れることでコーディネート全体のバランスが整います。

最新のベスト一覧はこちら

ホワイトパンツ使い

夏のリゾートウェディングならば、ホワイトパンツ(白のコットンパンツ)使いもおすすめです。ネイビーを中心とした青系のジャケット+ホワイトパンツ。さわやかな2色の組み合わせで、海をイメージさせるマリンテイストを演出できます。

まとめ

夏であっても基本的な服装(フォーマルマナー)は変わりません。

ジャケット・ネクタイ・ベストを着用して、フォーマル感を出しつつ、ブルー系やグレー系の夏色使いや、麻やメッシュ織などの夏素材を取り入れることによって、季節感を出していきましょう。

また、慣れてきたらジャケパンコーディネートでホワイトパンツを取り入れてもいいかもしれませんね。特にリゾートウエディングにおすすめです。

※事前にドレスコードの確認はしっかりと行いましょう。

こちらでは夏場の結婚式における、スーツの着こなしとマナーについてご案内させていただきましたが、別記事「冬場の結婚式は季節感がポイント」では冬場の結婚式における服装(着こなし)について、詳しくご案内しております。

ぜひ合わせてご覧になってみてください。

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