【男性編】プロの着こなしマナー講座
親族・友人・会社の同僚の結婚式への参列。
お祝いの席で喜ばしいことですが、相応しい服装ってどんな服装?好ましい服装は?
など結婚式に出席する服装選びに迷ったことはありませんか。
折角結婚式に招待されたからには服装にも気を配って、新郎・新婦を祝福したいものです。
かっこよくスマートな服装で参列すると、結婚式がより思い出深いものになります。
フォーマルである結婚式の服装にはいくつかルール(マナー)があります。
このルール(マナー)は時代とともに変わるものではありません。
そこで今回は結婚式での着こなしマナーを、スーツの着こなしの達人(プロ)であるスーツセレクトのショップマネージャー、曽我さんに教えて頂きました。
皆さんも新人スタッフである谷口さんと一緒に、プロの技を学んでいきましょう!
※SUIT LIBRARYでは結婚式の服装に関する様々なコンテンツ(記事)をご用意しております。
合わせてご覧ください。
【男性編】プロが教える結婚式の着こなしマナー講座
1、結婚式着こなしマナー スーツの色について
2、結婚式着こなしマナー スーツの柄について
3、結婚式着こなしマナー シャツのデザインについて
4、結婚式着こなしマナー シャツの色・柄・素材について
5、結婚式着こなしマナー ネクタイの色柄について
6、結婚式着こなしマナー シューズについて
7、結婚式着こなしマナー 靴下について
8、結婚式着こなしマナー カバンについて
9、結婚式着こなしマナー まとめ
曽我
「こんにちは。今回は結婚式にゲストとして出席する場合の着こなしマナーを、出来るかぎり分かりやすく、お伝えしていきたいと思います。
谷口さんは、今までに結婚式に出席された事はありますか?」
谷口
「いいえ、まだ無いです…」
曽我
「そうですか。それでしたら、結婚式に、何を着ていけばいいのか不安ですよね?」
谷口
「不安です・・・」
曽我
「分かります、私も最初はそうでした。
何でもそうだと思いますが、待っていれば誰かが教えてくれるというわけではありませんよね。
結婚式の服装について、待っていれば誰かが教えてくれるわけでもありません。
世の中ではクールビズが推進されてオフィスウェアのカジュアル化が進み、仕事でスーツを着ない方が増えていると思いますが、依然として冠婚葬祭の場でスーツを着る機会は残っています。
お客様からも「普段、スーツは着ないのだけれど、結婚式って何を着ていけば良いですか?」とのご質問を良くお受けします。
最近では必ずしも「ジューンブライド」といわれる、6月に式が集中している訳では無く、比較的費用を抑えられる8月や2月あたりに挙式をされる方も増えており、1年中いつ結婚式に呼ばれてもおかしくありません。
谷口さんと同じように、急なお呼ばれで、結婚式においての服装マナーにお悩みの方も多いと思います。
是非この機会に、一緒に学んでいきましょうね!」
谷口
「宜しくお願いします!」
※こちらでは結婚式での略礼装(平服)での着こなしを中心にご紹介させていただきます。
昼間(日中)の正礼装であるモーニングコート、夜(18時以降)の正礼装である燕尾服(テールコート)。
昼間の準礼装であるディレクターズスーツ、夜の準礼装であるタキシード。
など他の礼装スタイルについては別記事「【結婚式】意外と知らないスーツと礼服の違い」で御紹介しておりますので、合わせてご覧になってみてください。
1、結婚式着こなしマナー スーツの色について
曽我
「まずは、スーツの色から勉強して参りましょう。結婚式用と聞くと、谷口さんはどんな色のスーツを思い浮かべますか?」
谷口
「うーん…黒ですか!?」
曽我
「そうですね!スーツは黒無地を一つ持っていれば、礼服の中でもいわゆる平服として、冠婚葬祭全ての場面で使用できるので、揃えておくと良いでしょう。」
曽我
「お似合いですよ!
黒のスーツの中でも今着てもらっているスーツは、礼服としての黒のスーツ、ブラックスーツになります。
通常の黒よりも深い黒のため、フォーマル度も高く、高級感もあります。
必ずしもビジネス用の黒のスーツが駄目ということではないですが、大人のマナーとして、礼服としてのブラックスーツは1着用意しておきたいですね。」
谷口
「わかりました!でも黒以外を結婚式に着ては失礼になるのでしょうか!?例えば、仕事で良く着用するネイビースーツなどは失礼にあたりますか?」
曽我
「結婚式であれば、いわゆるダークスーツと呼ばれる範囲の色味であれば大丈夫です。
具体的には、濃い目の紺色であるネイビースーツやチャコールグレースーツ等がそれにあたります。
おしゃれを楽しみたい時や、堅苦しくないカジュアルウェディングの場面、友人の結婚式でしたら問題ありません。
ただあくまでも主役は新郎新婦なので、主役が着るようなホワイトや明るいグレー等はNGです。
参列者は服装では目立たず、引き立て役に徹する事を心掛けましょう。
ちなみに欧米での結婚式ではミッドナイドネイビーと呼ばれる深いネイビースーツが一般的です。
夜のネイビーは、黒よりも黒いと言われるように、非常に濃いネイビーでしたらおめでたいセレモニーの席に馴染みます。
日本においても最近では、このようなミッドナイトネイビーの色を選ばれるお客様も増えています。」
谷口
「かっこいいですね。これ、ベストが付いているんですね。」
曽我
「そうなんです!着こなしにベストをプラスするとフォーマル感が増すので、結婚式のような、おめでたい、お祝いの席におすすめです。
実はスーツのルーツをたどってみると、全てスリーピースで着用するものから始まっています。
スリーピースとはジャケット・ベスト・スラックスの三揃えのスーツのことをさします。
元々公式な場面で正装する場合は、必ずスリーピースで出席することが一般的でした。
現代ではそれが簡略化されてジャケット・スラックスのみで着用するのが広まってきていますが、ベストを含めたスリーピーススタイルは通常の上下で着るよりも格式が高い装いになります。
そのような観点からもスリーピーススタイルは結婚式の場には相応しい装いといえますし、また二次会等で盛り上がって上着を脱いだ時にも品格を保ってくれます。
何よりも、体型をカバーしてくれるので、スタイルアップにも繋がりますよ!」
谷口
「良いですね!」
曽我
「そうですよね!凄く素敵ですよ!少し色の話からは逸れましたが、このようなスリーピーススタイルも、結婚式の着こなしのスタンダードになりつつありますので、是非チャレンジしてみて下さい。
スリーピーススーツを着る上でご注意していただきたいことが一つあります。
それはベルトのバックルの大きさです。
こぶりな大きさのバックルのベルトを選ぶようにしましょう。
大きめのバックルだと、バックルにベストがのっかってしまいお腹回りが膨らんで見えてしまいます。
スタイリッシュなスリーピーススーツの着こなしが台無しになってしまうので気をつけましょう。」
谷口
「着こなしに気をつけながらチャレンジしてみます!ただ、やり過ぎには見えませんよね…?」
曽我
「そんな事はありません。
先程もお話しましたが、ベストを着る事で更にドレスアップすることができます。
まさに新郎新婦の門出をお祝いするシチュエーションに相応しいファッションです。
きっと主役の新郎・新婦も「あぁ、私達の為に服装にこだわってきてくれたんだな」と、嬉しい気持ちになってくれる筈です。
自信を持って、ドレスアップしたスタイルで参列してみて下さい!」
谷口
「わかりました!」
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2、結婚式の着こなしマナー スーツの柄について
谷口
「結婚式用のスーツの色は分かりましたが、柄は入っていても大丈夫なのでしょうか?」
曽我
「基本的には、無地がのぞましいです。
黒無地の濃染加工を施したフォーマル生地のスーツを揃えておくと安心です。
ただ、最近ではある程度は自由になってきているので、シャドーストライプと呼ばれる織り柄の物であれば許容範囲です。」
谷口
「これも良いですね!こちらにあるようなストライプ柄は避けたほうがよいですか?」
曽我
「そうですね、このようなストライプ柄は基本的にはビジネススーツによく見られる柄です。
「あの人、普段仕事で着てるスーツで参列してる!」との印象を周りに与えてしまうこともあり、あまりセレモニーの場にふさわしくありません。
派手なチェック柄も同様で、やはり自分が目立とうとする柄を着るのは、主役の方に対して失礼に当たります。
あくまでも自分は参列者。
“当日は主役の2人を引き立てる控え目な装いをする”ということも祝福の一つです。
そのことを念頭に置いて衣装をお選びいただくとイメージがしやすいかもしれませんね。
谷口
「分かりました!」
別記事 「ストライプ?チェック?柄物スーツは結婚式で着てOK?NG? その境界線とは?」も合わせてご覧になってみてください。
「ストライプ?チェック?柄物スーツは結婚式で着てOK?NG? その境界線とは?」こちら
曽我
「ただどうしても、予算や準備期間の兼ね合いで普段仕事で着用しているスーツをお召しになる場合は、先程紹介したベストをプラスコーディネイトすることをおすすめします。
それだけでフォーマル感が増し、一気に結婚式らしい装いになります。
スーツが濃い色目の物であれば、インナーに明るいグレーのベストを合わせると、シックで華やかに装えます。」
谷口
「カッコイイコーデですね!」
曽我
「最近ではオッドベストといいまして、このようにベスト単品だけ違う色柄で合わせる着こなしが人気になってきています。
スーツセレクトでは結婚式に着用できるベストを多数展開しております。
今回はベストの中でも使いやすく、またお祝い感の演出できる、グレーのベストを合わせる着こなしをご案内させていただきました。
お客様にはご好評頂いており、結婚式前にベストだけをお探しに来られる方も多く見られます。
もちろんグレーのベストだけでなく、他にも豊富なラインナップをご用意しておりますので、きっとお探しの一着がみつかりますよ。」
谷口
「凄いですね!色々合わせてみたくなりますね。」
曽我
「今回は必要最低限な物を揃えて、余裕があれば次回このようなベストを取り入れたコーディネートにも是非チャレンジしてみて下さいね」
谷口
「はい!」
別記事 「 結婚式のスーツにはベストの着用がベストな選択!」はこちら
曽我
「話の最後に裾上げのお話をさせていただきますね。
フォーマルな席に着用するスーツは、基本的にシングル仕上げがのぞましいです。
裾を折り返すダブル仕上げはビジネス感が出てしまいますので、フォーマルスーツを選んだ際はシングル仕上げにしましょう。」
谷口
「わかりました。覚えておきます!」
3、結婚式 着こなしマナー シャツのデザインについて
曽我
「さて、これで正しいスーツ選びは完璧ですね。
次は中に着るシャツ(ワイシャツ)のお話をしましょう。谷口さんなら、こちらのスーツにはどんなシャツ(ワイシャツ)をお選びになりますか?」
谷口
「そうですね…白いシャツを合わせるのが良いのはなんとなくわかるのですが、、、今、着ているこのシャツでは駄目ですか?」
曽我
「色はホワイトで良いのですが…ボタンダウンシャツはNGです。」
谷口
「え、そうなんですか!?」
曽我
「誤解されている方も結構いらっしゃるのですが、襟にボタンが付いたボタンダウンシャツは元々スポーツ競技での利用が目的で生まれた物で、見た目にもスポーティな印象を与えてしまうので、ウエディングシーンで着用するシャツでは無いんですよ。」
谷口
「そうなんですね…」
曽我
「素材も今、谷口さんが着られているようなざっくりとしたオックスフォード生地ではなく、つるっとしたブロード生地と呼ばれる、滑らかな光沢のある質感のシャツの方が、フォーマルスーツとの相性が優っています。」
谷口
「本当だ。雰囲気が全然、違いますね!」
曽我
「そうですよね。
こちらの方が、より上品でエレガントな印象になります。
結婚式ではこちらの生地のタイプのシャツを選ぶようにしましょう。」
谷口
「分かりました!」
曽我
「ちなみに襟のデザインにも、いくつか種類があります。
結婚式などフォーマルシーンで主に使われるのは、こちらのレギュラーカラーやセミワイドカラーと呼ばれる襟型のシャツです。」
谷口
「襟のスタイルが違うんですね!もっと開いているこっちのワイシャツはどうですか?」
曽我
「こちらは、カッタウェイカラーと呼ばれる襟型のシャツです。
夏場のクールビズシーンにおいてノータイで着用しても見栄えが良いので、最近人気の襟型です。
華やかな印象になるので、弔事の席には向きませんが、ウェディングシーンである、結婚式・二次会などのお祝いの席でしたら着用OKです。
挙式や披露宴の時はネクタイをしたタイドアップスタイル。
そして二次会には少しカジュアルダウン(着崩し)したノータイスタイルを楽しんでみても素敵ですね。」
谷口
「なるほど。これなら仕事でも着れるし、華やかな印象になるなら、カッタウェイカラーの方が良さそうですね!」
曽我
「そうですね。とてもオシャレなコーディネイトだと思います。
ただ、まずは先程のレギュラーカラーやセミワイドカラーのブロード生地のシャツから揃えてみてはいかがでしょうか。
お好みですが、、、やはり定番デザインからはじめることをおすすめします。
着用できないシーンはないですし、流行にも左右されませんからね。」
谷口
「そうですね。まずは基本的な物を揃えてから、ですね!そうします!」
曽我
「定番=基本です。
何事も、まずは基本を抑えておく事が大事ですね。
ベーシックなパターンを揃えることが出来たら、次のステップとして、華やかな印象のカッタウェイシャツや、左右の衿羽の裏につけられた小さなつまみヒモが特徴的な、タブカラーシャツにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
クラシックでエレガントな印象になり、お洒落な大人の雰囲気を演出できます。」
谷口
「こういう衿型のシャツもあるんですね!」
曽我
「タブカラーのシャツは、ネクタイがこのタブによって持ち上がり、立体的で男らしいVゾーンを演出してくれます。
お客様によっては結婚式において、タブカラーの白無地しか着ないという方もいらっしゃるんですよ。」
谷口
「なんだかとてもダンディな感じがします!」
曽我
「そうですね、何ともダンディかつエレガントな雰囲気になります。
また、先程のようにベストを着用した場合はVゾーンが狭くなるので、大き過ぎる衿のシャツを着ると収まりが悪く、バランスが崩れる場合があります。
そのような時はコンパクトにまとまった印象に見えるタブカラーシャツを着用すると、Vゾーンがすっきりとまとまり、スタイリッシュに見えるのでおすすめですよ。
谷口
「オシャレですね!」
曽我
「さらに、普通のネクタイでのタイドアップに慣れたら、次はこのようなウィングカラーシャツを着て、ボウタイ(蝶ネクタイ)をつけてもお洒落ですね。」
谷口
「ウィングカラーですか・・・主役である新郎が、タキシードを着る時に着用するシャツのイメージがありますが、ゲスト参列者も着用して大丈夫なんですか!?」
曽我
「大丈夫です!むしろ格式としては普通のタイドアップスタイルよりも格式高い着こなしになるため、よりセレモニーの席に相応しい装いになります。
ただご注意いただきたいこともあります。
ウィングカラーに合わせるネクタイはボウタイ(蝶ネクタイ)やバロックタイが基本になるのですが、その際ベストを合わせて着用しないと着こなしのバランスがおかしくなってしまいます。
ウィングカラーを着る時はベストも一緒に取り入れていきましょう。」
※タキシード着用時はカマーバンド
谷口
「本当だ、格好良いですね!」
曽我
「二次会や仲間内のパーティーなど、カジュアルなシーンでしたらより抵抗なく取り入れられると思います。
場数を踏んでベーシックなスタイルに慣れたら是非、挑戦してみて下さい!」
谷口
「分かりました!」
4、結婚式着こなしマナー シャツの色・柄・素材について
曽我
「襟のデザインがご理解いただけたら、次は色柄についてですね。やはり基本は先程お見せしたブロード生地の白無地を選ぶのがベストです。」
谷口
「そうですね、まずはフォーマルシーン全てで使える定番の1枚があると安心ですよね!」
曽我
「おっしゃる通りです!まずは白無地を1枚揃えておきましょう。
ただ、結婚式やお祝いの場面だけで言えば、出席する上での立場や式場などにもよりますが、色柄物のシャツを選ばれる方も増えてきております。最近人気なのはスーツの時と同様に、このように織り柄が入ったタイプです。
谷口
「少し光沢感もあって、格好良いですね!」
曽我
「そうですね。織りがある事によって陰影が生まれて、光沢感が出ているように見えますので、明るく華やかに装う事が可能です。
また、こちらのシャツは袖口がダブルカフスになっているのもポイントです。」
谷口
「あ、本当だ、袖口が折り返しになってますね。」
曽我
「そうです。本来は全てのシャツがこのような袖口仕様だったのですが、時代とともに簡略化されて今のシングルカフ(袖が折り返しになっていないボタンで留めるタイプの袖口)が定着しています。
ダブルカフスのシャツはクラシックスタイルが好きな方や、よりセレモニー感を高めた装いをされたい方におすすめしています。
そして袖につけるカフスリンクスは、白蝶貝のカフス(カフスボタン)を付けるのが一般的です。
さりげなく袖からのぞくカフス(カフスボタン)がなんともおしゃれですよ!
お仕事ではシンプルなシルバーやモチーフの物を取り入れたりして、色々なおしゃれを楽しんで頂きたいですね。」
谷口
「良いですね!」
曽我
「少しデザインの話に戻ってしまいましたが、結婚式であれば、このような織り柄でしたら決して失礼には当たりませんので、安心してお選び下さい。
織柄によるさりげない上品な光沢が、装いの品格をクラスアップしてくれますよ。」
曽我
「また最近ではある程度許容範囲が広がってきているので、華やかな印象のサックスブルーや淡いピンクなども、OKとされる流れになってきています。」
谷口
「おしゃれですね!」
曽我
「主に若い方が着用しているのをよく見かけますね。
節度を保って、格式があまり高くない結婚式に着用するならよいと思います。
ただ注意しなければならないのが、色柄物全てがOKではないということです。
原色カラーや黒・紺色等の濃色ワイシャツは、結婚式における挙式・披露宴ではNGです。
取り入れたい場合は、二次会やパーティーなどのドレスコードの決まりがないシーンの着こなしとして楽しみましょう。」
谷口
「格好良いですが…主役より目立ってしまうのはNGという事ですね!?」
曽我
「その通りです!あくまでも新郎新婦が主役という事を忘れずに、着用するアイテムを選びましょう。
また色だけでなく柄にも注意しましょう。
ハッキリとしたストライプ柄は派手で目立ちすぎたり、場合によってはビジネス色が強くでてしまいます。」
谷口 「こっちのオシャレなチェック柄もNG…ですね!」
曽我
「そうですね。ギンガムチェックは普遍的に人気の柄ですが、カジュアルな印象を与えてしまうので、やはり結婚式には不向きです。
二次会等にジャケパンスタイルで参列する場合や、スーツスタイルを程良く着崩した印象に見せたい場合には是非取り入れて頂きたいですね。」
谷口
「分かりました!」
曽我
「最後に一言アドバイスさせてください。
折角お選びいただいた結婚式用のシャツがシワだらけだったり、袖や首に汚れがあったりすると、台無しになってしまいます。
コーディネートや着こなし以前に、清潔感をキープするのが最も大事だという事を忘れずに、お祝いの席を楽しんでくださいね。
清潔感のある格好をすることが一番のマナーです。」
谷口
「肝に銘じておきます…。」
別記事 「プロに聞いた結婚式でのスーツに合わせるシャツの選び方!」はこちら
5、結婚式着こなしマナー ネクタイの色柄について
曽我
「さぁ、次はネクタイを選びましょう。
ネクタイは少し前ですとホワイト一択のような流れでしたが、最近ではシルク素材のシルバーのネクタイが一般的になってきています。」
谷口
「確かに、白のイメージが強いですね!」
曽我
「兄弟や、親族の式に参列する場合は、家族で白に揃えたりする場合もありますが、ご友人様や会社関係の方の式に参列する場合は、シルバーをおすすめします。
白シャツに白ネクタイを巻くよりも締まった印象に見えますし、結婚式の華やかな雰囲気にもよくマッチします。」
逆に、NGのカラーもありますが…ここまできたら分かりますね?!」
谷口
「濃い色…ですか!?」
曽我
「正解です。
シャツと同じく、ブラックやネイビー等のダークカラーはお祝いの場にふさわしくありません。
例え光沢の強いブラックやネイビーで華やかさがあったとしても、格式の高い結婚式で使用するのは避けた方が良いでしょう。
しかし二次会や、パーティシーンで着用する分には問題ありません。
挙式や披露宴ではシルバータイを巻き、二次会でブラック系のネクタイに巻き直して印象を変えてみてもオシャレですね。
また、シャツと同じようにネクタイもパステルカラーでコーディネートするのも最近は受け入れられるようになってきました。」
谷口
「このくらいの色も、大丈夫なんですね!」
曽我
「そうですね。
サックスブルーや淡いピンクはビジネスではあまり使われない色なので、特別感が出ます。
またシャンパンゴールドといわれるこのゴールド系の色合いは、非日常感に加え、華やかでゴージャスな印象を与えることが出来るので、おすすめです。」
谷口
「煌びやかですね…!」
曽我
「さらに、こちらラベンダーのようなパープル系の色合いも、セレモニーでは映えます。
聖徳太子の時代に「冠位十二階」が制定されましたが、最も位の高い色は紫でした。
その時代から日本では紫は高尚で特別な色として扱われてきています。
コーディネートに取り入れると、高貴な印象を演出できます。」
「パープル系は黒や濃紺のスーツに品を与えてくれます。」
谷口
「おぉ、確かに!」
曽我
「ベーシックなシルバー系を揃えたら、次はこのような淡い色のネクタイにもチャレンジしてみてください。
色味のあるネクタイをする場合、チーフの色もネクタイの色と合わせてみましょう。
ネクタイからチーフに繋がるサイドラインの色が揃うことで、より華やかな印象になります。
勿論白やシルバーのチーフを挿しても問題ありません。
また、柄に関しては無地が基本ですが、シャドウストライプなどの織り柄のものや、フォーマル度の高い小さめのドットであるピンドット柄も結婚式にはOKな柄です。
ドットはポルカドットなどの大きめのドットはカジュアルな印象になりますが、ピンドットなどの小さめのドットはドレッシーな印象になり、フォーマルシーンでよく使われます。」
曽我
「また、最近ではこのようなペイズリー柄も、クラシックな雰囲気で人気が高まっています。」
谷口
「カッコイイですね…!」
曽我
「慣れてきたら是非、このような柄も徐々も取り入れてみてください。
また、先程も少し触れた蝶ネクタイ(ボウタイ)も、慣れてきたら是非挑戦してみて下さい。
特に友人代表などで人前でスピーチをする時におすすめのネクタイです。
普通のネクタイと同じように、結婚式や披露宴ではシルバー系の蝶ネクタイを、夕方以降の式や二次会では濃色系の蝶ネクタイをつけるなど、使いわけるとオシャレ上級者ですね。」
谷口
「いつか、やってみたいです!」
曽我
「本来蝶ネクタイは自分で蝶ネクタイ状に結ぶものなのですが、最近の蝶ネクタイは最初から形が造られているため、長さを調整してフック等で留めるだけなので着脱が簡単です。
蝶ネクタイの方も増えてきているので、是非試してみてください。」
曽我
「先程のシャツと同様、清潔感をキープして着こなすには、ネクタイの結び目が大き過ぎたり、緩んでいたりしてはNGです。
最近では一回結ぶだけの「プレーンノット」で結び目をコンパクトにまとめるのが主流です。
そして、「ディンプル」というくぼみを付けて結ぶのが正しい作法です。
谷口
「綺麗ですね…!」
曽我
「これだけでも全体的に引き締まった印象になり、清潔感がキープされますので、是非練習してみて下さいね!」
谷口
「分かりました、練習します!」
曽我
「また、谷口さんにはまだ少し先のお話かもしれませんが、主賓の方やスピーチをされる方で、華やかに装いたい方向けに、こちらのようなバロックタイというネクタイもあります。」
谷口
「これも、格好良いですね!」
曽我
「ボリュームのあるノットで、華やかさがグッと増しますよね。
しかも、後ろのホックで留めるだけなので、着脱も簡単です。」
谷口
「それは簡単で良いですね…!」
曽我
「本来はタキシードやモーニングコートに合わせるネクタイですが、最近は結婚式でのドレスアップスタイルに用いられる方も増えています。
その際は、大剣が短い仕様になっているので、ベストを着用した方がバランスが良いです。
昼間の結婚式であれば色柄はベーシックなシルバー系にして、過剰な派手感がでないように装うとさりげない品格も保つことができて宜しいかと思います。
バロックタイは「普段よりもドレスアップしたい!」というご要望から、選ばれる方が増えていますので、おすすめです!
谷口さんもいつか、着用するタイミングがございましたら、チョイスしてみてください。」
谷口
「そうですね。是非バロックタイをつけて結婚式に出席してみたいです!」
曽我
「最後にご紹介するのが、こちらのアスコットスカーフです。
こちらは格式としては一番下になるので、二次会や結婚パーティー等の比較的ドレスコードが自由な場面で、ドレスアップしたい時の演出に有効です。
ベーシックな衿型のシャツに合わせても良いですし、先程ご案内したウィングカラーや立ち襟のイタリアンカラーのシャツに合わせることもできます。」
谷口
「いろいろとありますね…。」
曽我
「そうですね、ですが慣れてしまえば簡単ですよ!
格式としてはバロックタイ>蝶ネクタイ>通常のネクタイ>アスコットスカーフという順番になります。
その中から、出席する場面や時間帯、主役の方々との距離感、参列される方の年齢層等から、ふさわしい装いを選べば良いのです。
まずは基本を抑えて、いつどこで誰に見られても恥ずかしくない装いを心がけましょう。」
谷口
「はい!」
別記事 「プロに聞いた結婚式のスーツに合わせるネクタイの選び方」はこちら
6、着こなしマナー シューズについて
曽我
「最後に、一番手を抜いてはならないシューズのお話です。
「お洒落は足元から」と言われるように、その他がいくら良くても、シューズで着こなしの印象はガラッと変わってしまいます。
靴は一番見られているアイテムと言っても過言ではありません。
結婚式の靴として最も相応しく、フォーマル度が高いのが、黒の内羽根ストレートチップと黒の内羽根プレーントゥです。
数ある靴の種類の中でもこの2つのデザインが最も格式が高いといえます。
その2つの中でもおすすめは黒の内羽根ストレートチップです。
黒の内羽根プレーントゥはフォーマル度は高いものの、作るには高度な技術が必要なこともあり高額になることが多いです。
そのためまずは黒の内羽根ストレートチップからはじめてみましょう。
一足持っておけば、結婚式はもちろん、ビジネスシーンでも最も信頼のある靴として使えます。」
谷口
「この形はまだ持っていませんね…」
曽我
「それでしたら、この機会にまずは1足揃えておきましょう。いつ、必要になるか分かりませんから。」
谷口
「黒であれば良い、という訳では無いのでしょうか!?」
曽我
「そうです。
この、横一文字に線が入ったストレートチップが最もフォーマル度が高いと言われています。
さらに、「内羽根」である事が重要です。」
谷口
「羽根…ですか!?」
曽我
「そうです。まず内羽根とは、この靴紐を通すハトメの取り付け部がアッパー部分と一体に、もしくは甲革の下に入るように作られていて、羽根と呼ばれる部分が閉じるようになった造りの物を指します。
曽我
「それに対して外羽根は、ハトメの取り付け部がアッパー部分の上部に縫い付けられるように作られていて、紐を結んでも少し隙間があるように造られた靴の事です。」
谷口
「言われてみれば、確かに違いますね…!」
曽我
「冠婚葬祭などのフォーマルな場面には内羽根を履いて、仕事用スーツ・ドレスダウンしたスタイルや休日には「外羽根」を履くのが一般的と言われています。
内羽根はもともと室内での正装時の靴で、式典などで着用されてきた歴史もあります。
対して外羽根は、軍靴や野外作業用として誕生した由来があり、仕事靴や外履き用として着用されてきました。
なぜストレートチップが一番フォーマルかは諸説がありますが、その一つには、まだ製靴技術が未熟だった時代に、アッパーを1枚で仕上げるプレーントゥを作る事が難しかったため、つま先をもう一枚の革でくるんでストレートチップ仕様に補強する事で美しい形を作りだすことに成功しました。
と同時にフォーマルな席に着用する貴族が増え、当時の名残でストレートチップを履く習慣が広まったと言われています。
このような歴史を知る事もアイテム選びには非常に役立ちます。」
谷口
「そうですね…用意しなければいけないという気分になりました!」
曽我
「スーツやシャツと同じく、まずは間違いの無い定番の1足、黒のストレートチップを選びましょう。
定番の一足を揃えたうえで、おしゃれを楽しめる結婚パーティ等の場面が来たら、このようにモンクストラップ付きシューズを揃えるのもアリです。」
谷口
「紐じゃない、こんなベルトのタイプも良いんですね!?」
曽我
「そうです。例外的に、このダブルモンクと呼ばれる、2つストラップが付いているシューズは、スーツスタイルやフォーマルな場面で着用する事が許されています。
モンク(MONK)とは修道士という意味です。
16世紀頃の修道士が履いていたシューズが原型になった事からモンクストラップシューズと呼ばれるようになり、1つストラップが付いた物だとシングルモンク、2つだとダブルモンクと呼びます。」
「このダブルモンクは、ウィンザー公こと英国王エドワード8世がJohnLobbに注文した事から誕生した形で、彼がスーツスタイルに合わせて履いていたことら、紐靴以外でスーツに合わせられる唯一許された例外の形として認識が広まりました。
先にもお伝えした通り、昨今の結婚式ではカジュアルダウンして着こなすのが広まってきているので、スニーカーやローファー等を合わせて履いてしまう人もいますが、よっぽど着こなすテクニックや、自信が無いと難しいと思います。」
「まずは由緒あるスタンダードなストレートチップを揃えて、少し違った雰囲気で着こなしたい時には、ダブルモンクを取り入れると良いと思います。」
谷口
「おしゃれですね!」
曽我
「そうですよね。一つ言い忘れていました。靴の色は黒が基本です。
茶系の色を選ばれる方もいらっしゃいますが、土系の色である茶色はフォーマルのイメージにそぐわない色ですので、避けたほうが無難です。
特にライトブラウンは明らかにブラックスーツの足元では浮いてしまうので、注意しましょう!」
曽我
「あとはデザインで注意すべき点は、装飾の強いデザインは避けることです。
例えば穴飾りがあるウィングチップはカジュアルな印象を与えてしまうので、結婚式では避けた方が無難です。」
谷口
「確かに、少し派手な感じがしますね」
曽我
「元々ウィングチップの穴飾りは、野外を歩いた時に靴が傷付いても目立たないように考案された物と言われています。
貴族が狩りをしたり、領土を見回る為に外で履く場面で使用されていた靴です。
ですので、フォーマルなシーンで履くと少しちぐはぐな印象になってしまいます。
ただ、二次会や結婚パーティにおけるドレスダウンしたスタイルには合わることができますので、履くシーンを選ぶ事が大事ですね。」
谷口
「奥が深いですね…。」
曽我
「そうですね、革靴はいろいろな種類があって、男のロマンを感じる嗜好品ですが、履く場面を間違えると、途端に全体のイメージまでもが崩れてしまいます。
社会人たる者、周りからの信頼を得るためにも、靴選びには特に気を配っていきたいものですね。」
谷口
「分かりました!」
曽我
「また、ワイシャツの時と同様、シューズが汚れていたり、傷だらけでは、折角のフォーマルシューズが台無しです。
これだけでも、周囲から「だらしない人」と思われてしまいます。
日頃からメンテナンスは怠らないようにして、履く前にはきちんとケアをして当日を迎えましょう。」
谷口
「履く前のメンテナンスが大切なんですね。わかりました!」
別記事 「プロに聞いた結婚式でのスーツに合わせる靴の選び方」はこちら
7、着こなしマナー 靴下について
曽我
「次に靴下についてお話させていただきますね。
手入れの行き届いたシューズですが、合わせる靴下ひとつで随分と印象もかわってきます。
ここではウェディングシーンにあった、靴下選びをご紹介していきたいと思います。
まず色についてですが、結婚式に履く靴下は基本的にスーツか靴の色に合わせます。
よって結婚式で主に着用されるブラック・ダークネイビー・ダークグレーのスーツに、黒の革靴を合わせる場合の靴下の色は「黒」を選んでおけば間違いありません。
勿論ダークネイビーのスーツの時にはダークネイビーの靴下。
ダークグレーのスーツの時にはダークグレーの靴下でも問題ありません。」
曽我
「そして丈は、ミドル丈かロング丈をお選びください。
なぜなら、結婚式においては、スラックスと靴下の間からくるぶしや素肌が見えるのはNGだからです。」
曽我
「続いて柄ですが、柄は「無地」が基本です。
地の色と同じ色のストライプやリブ編みなどの無地見えするものであれば問題ありません。
もうお気づきかと思いますが、白や柄物は避けたほうが無難です。」
谷口
「派手な柄は、二次会などのドレスコードに決まりがないシーンで楽しむようにするのですね?」
曽我
「その通りです。
オシャレは足元から。
シューズ同様、靴下のはき口のゆるみや、汚れ破れはないかなどのチェックも忘れないように気をつけましょう。」
谷口
「普段は見えない部分なので怠りがちですが、これを機会に気を付けるようにしたいと思います。」
別記事「見えないところこそ気を配ろう!結婚式のスーツに合わせる靴下選び」はこちら
8、着こなしマナー カバンについて
曽我
「これで基本的な結婚式のお呼ばれスタイルは揃いました。
そこで谷口さんに問題です。
結婚式に参列するとき女性はコーディネイトに合わせて、ポーチやハンドバッグを持ちますが、男性はどうするのが正解だと思われますか?」
谷口
「うーん・・・手荷物はスーツのポケットに入れて、手ぶらで出かけるのはマナー違反ですか?
実はスーツのことしか頭になくて、全然イメージしていませんでした。
何かルールがあるのでしょうか?教えてください。」
曽我
「基本は手ぶらでバッグ無し、が男性の結婚式の着こなしです。
結婚式のみならず冠婚葬祭、フォーマルシーン全般のルールになります。
しかしながら男性だって荷物はあります。
携帯電話、財布などの貴重品類、ご祝儀などets
無理に荷物をポケット詰め込んでしまうと、衣装の型崩れに繋がります。
折角のかっこいい着こなしが台無しです。
そういったことからポケットへの詰め込みはお勧めできません。
また、仕事で使用しているビジネスバッグでの挙式の参列は厳禁です。
大き目のバッグはクロークに預けるのがマナーです。
ではどうするか?
そんな時、是非オススメしたいのがクラッチバッグです。
携帯電話や財布、ご祝儀などの最低限の持ち物をこの中に入れれば、クロークに預ける必要もなく、貴重品をご自身で管理できます。
結婚式に参列するにあたってクラッチバッグは、見た目もスタイリッシュで、機能性も抜群のベストアイテムだと思いますよ。」
谷口
「クラッチバッグって、ご年配の方が使われているセカンドバッグのことですよね?
僕の世代が持っても、おかしくないですか?
選び方もよくわからないのですが・・・」
曽我
「クラッチバッグとセカンドバッグは同じ物をさします。
セカンドバッグは1990年代にビジネススーツに合わせるバッグとして流行しました。
一旦姿を消しましたが、2010年頃にセカンドバッグから、クラッチバッグという呼び名に変わり、再び流行ってきています。
結婚式というフォーマルシーン、フォーマルスーツに相応しいクラッチバッグの素材はブラックのレザー(革)素材です。
更にスタイリッシュなコーディネイトになります。
大きさは最低限の手荷物が入ればよいので、小ぶりなものを選びましょう。
先程お話したように、基本結婚式ではバッグ無しの手ぶらが前提ですので、よりスマートに、スタイリッシュに見せるのがポイントです。
シンプルなものを選ぶことで、クラッシックスタイル、モードスタイル、どちらにもよく合います。」
谷口
「なるほど、たしかにそうですね。
全体のバランスを考えると、小さめのクラッチバッグを持ち歩いた方がスタイリッシュですね。検討してみます。」
別記事「結婚式 あなたは手ぶら派?それともバッグ・カバン派?」はこちら
9、結婚式 着こなしマナー まとめ
曽我
「結婚式にゲストとして出席する場合の服装の、着こなしマナーは、いかがでしたか?」
谷口
「揃えなくてはいけない物が多くて、大変です…!」
曽我
「そうですね。何も持っていない状態からだと、大変だと思います。
しかし今回ご紹介しました「まずは揃えておくべきアイテム」は、必ずいつか必要になってくるアイテムです。」
スーツ→ブラックスーツ
シャツ→ホワイトのシャツ(レギュラーカラーorセミワイドカラー)
ネクタイ→シルバーのネクタイ(ホワイトのネクタイ)
シューズ→ブラックのストレートチップ
靴下→黒無地
カバン→無し(カバンを持つ場合クラッチバッグ)
曽我
「まず揃えておくべきアイテムは以上の5点(クラッチバッグを含めると6点)です。
流行に左右されることもなく、長く着用できる定番アイテムばかりなので、揃えておくといざという時に安心ですよ。
+αで、ベストや、ポケットチーフ、ネクタイピン、カフスボタン、も必要になってくる場面もありますが、最低でもこの主要5アイテムを揃えておけば急なお呼ばれにも対応できます。
男性の場合、スーツやシャツ、ネクタイ、シューズの色柄に基本的な着こなしルールがある為、皆さん同じような装いになることが多くみられます。
そんな時アレンジとして小物の使い方で他の参列者と差をつけてみてはいかがでしょうか。
アレンジをすることで派手になりすぎるのはNGですが、「控えめながらもおしゃれ」そんな着こなしがおすすめです。
勿論それ以前に着用アイテムのサイジングや状態(汚れ・シワなど)には気を配っていきましょう。」
まずは、必要になるものをご自身で検討・把握して、時間がある時に楽しみながら揃えていきましょう。
社会人になったら、いつ必要になるか分かりません!
あまり堅苦しく考えずに、この機会に是非、どこに着て行っても恥ずかしくないフォーマルスタイルを揃えておきましょう! 」
谷口
「分かりました!ありがとうございました!」
曽我さん、谷口さんありがとうございました!
結婚式の着こなしは奥が深いですね。
おしゃれを楽しむためには、きちんとマナーを守ることが大切であるということ、そしていつ結婚式に招待されてもいいように事前の準備が必要だということがおわかりいただけたかと思います。
わからないことは悩まず、プロである店員さんに相談するのが一番です。
知らずに恥をかくほう
着こなしのマナーをふまえながら、ピッタリの一着や、好ましい着こなしが必ず見つかるはずです!
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