リクルートスーツって何色が正解?
リクルートスーツは何色を選ぶのが正解?
黒?紺?グレー?
それぞれの違いは何…?お悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな就活生の皆様の為に、今回はリクルートスーツの色による印象の違いや、それぞれの色のもつメリットについてご紹介させていただきます!
これを読んでショップに足を運び、自分にとって最適なリクルートスーツを選んでいきましょう!
リクルートスーツって何色が正解?
1.リクルートスーツを定義する色はない
・黒・紺・グレーの3色が定番の色
2.2000年代で最もメジャーな黒色
・黒色がメジャーになった理由
・黒色のメリット
・おすすめの業種
・おすすめの黒色のリクルートスーツ
3.日本人に一番合う色は紺色
・何故紺色が日本人に合うのか
・1990年代後半迄は紺色がリクルートスーツの定番色
・紺色のメリット
・おすすめの業種
・おすすめの紺色のリクルートスーツ
4.グレーを着るならチャコールグレー(ダークグレー)
・チャコールグレーは欧米ではビジネスの定番色
・チャコールグレーのメリット
・おすすめの業種
・おすすめのチャコールグレーのリクルートスーツ
5.就活CAMPAIGN
6.まとめ
7.リクルートスーツ 関連コンテンツ一覧
リクルートスーツを定義する色はない
「リクルートスーツ」と聞くと、どんな色のスーツを思い浮かべるでしょうか。
黒や紺、はたまたグレー、といったところでしょうか。
「どの色を着るのが、正解なのですか?」と聞かれたら…「どれも正解」と答えるしかありません。
そうです、「リクルートスーツ」を、ハッキリと定義する色は無いのです。
黒・紺・グレーの3色が定番の色
リクルートスーツを定義する色がないといっても、ブルーやブラウンなど、一般のビジネスシーンにおいても、着用する方が少ない派手めの色や、ライトグレーなどの明るい色はNGです。
就職活動においては、相手側の立場(面接を受ける企業側の立場)にたって服装を選ぶ必要があります。
では何色を選べば良いのでしょうか。
リクルートスーツの基本となる色は、黒・紺・グレーの3色です。
それぞれの色について、詳しくご説明させていただきます!
こちらの記事が、ご自身に合ったスーツの色選びの参考になれば幸いです。
2000年代で最もメジャーなのは黒色
1990年代の就職活動では、濃紺かダークグレーが一般的だったリクルートスーツが、2000年代では黒色が最も一般的なカラーになりました。
面接官世代の方からすると、学生が黒を着てくることに、違和感があった方もいらっしゃったようです。
ブラックスーツは何故ここまで急速に拡がりを見せたのでしょうか。
みていきましょう。
黒色がメジャーになった理由
今では考えられない事ですが、黒色のスーツ(特に無地)は1990年代までは「冠婚葬祭専用」といったイメージが強く、紳士服店でも、ビジネス用のブラックスーツはほとんどみられませんでした。
ところが2000年代初頭、「ディオール」や「プラダ」といったモードブランドから細身のブラックスーツを着こなすルックが多く登場し、「ブラックスーツ」=「カッコいい」というイメージに変わってきたのです。
紳士服店にもビジネス用のブラックスーツを求める声が増え、更に2プライスショップの増加により、ブラックスーツは若い方を中心に広まっていったのです。
黒色のメリット
では、黒色のスーツ、ブラックスーツを着る事により、どんなメリットが得られるでしょうか。
大きく分けて、以下の2点が挙げられます。
全体の7割が着ているということもあり、安心感がある
ブラックスーツのメリットは、何と言っても「無難」ということがあげられます。
学生に向けた様々なアンケートでは、就活生全体の7割がブラックスーツを着用しているという結果もでています。
就職活動の場では(日本人は特に)、「皆と同じ」「周りから浮いてない」と、安心感を得られることが重要なので、選ぶ人が多いといえます。
汎用性が高い
ブラックスーツを着用するメリットの2点目は「就職活動以外にも使える」という点です。
もし、冠婚葬祭の場に出席しなければならなくなった時、もう学生服を着ることはできません。(高校生以下の場合は除く)
そんな時に、ブラックスーツであれば、礼服の代用として着用することができます。
ブラックスーツが流行った背景には、前述させていただいたように、ファッションのトレンド的要素もありますが、2000年代初頭の、「就職氷河期」の、学生の経済事情も関係していると考えられます。
黒であれば、就職活動だけでなく、冠婚葬祭等スーツを着用しなければならない時にも、着用することができるため、経済的に苦しい学生にとっては、汎用性が高く、非常に便利な色であったといえます。
おすすめの業種
ブラックスーツを着る場合は、堅めの企業や(国家)公務員を受ける際は、避けた方が無難です。
昔ながらの企業の面接官世代や、官僚の方の多くは、自分自身がネイビースーツで就職活動をしていることもあり、リクルートスーツ=ネイビー(濃紺)という認識が強くあります。
銀行等も、「お客様に威圧感を与える」という意味で、好まれないケースもあるので、避けた方が良いでしょう。
逆に言うと、それ以外の航空・鉄道・製薬・化粧品・不動産・食品等といった民間企業や、地方公務員等、ほとんどの一般的な企業では、問題なく着用できます。
業種の守備範囲が広く、冠婚葬祭でも着用できるため、やはり1着は持っておいて損は無いでしょう。
おすすめの黒色のリクルートスーツ
ここでは、スーツセレクトで展開しているオススメの黒色のリクルートスーツ(ブラックスーツ)をご紹介します。
それがこちら。
「THE RECRUIT STYLE」という、就職活動に、使用するにあたって必要な機能・シルエットを、徹底的に突き詰めたオススメのシリーズです。
オールシーズン使える生地感と、就活世代に適したスリムフィットで、発売以来就活生に絶大な支持を得ています。
立ち姿は勿論のこと、座った時にも綺麗に見えるシルエットが特徴です。
機能については・・・
①形態安定加工…シワになりにくい特殊な加工を施し、イージーケアで使用可能。
②ストレッチ…糸にストレッチ性を加え、スリムでも着用しやすくしています。
③シャワークリーン…着用によるシワや水溶性の汚れ、汗の臭いはシャワーで洗い流せます。
④スペアパンツ…スペアパンツ付きで連続着用も可能になっています。
といった4つの機能で、就職活動をサポートします。
ブラックのカラーは年間定番で全店に展開しておりますので、お近くのスーツセレクトで是非、ご覧になってみて下さい。
日本人に一番合うのが紺色
黒色の次は、紺色のスーツに関してご案内します。
紺色といっても色のトーンは様々ですが、リクルートスーツとしての紺色は、濃紺色です。
ビジネスの定番色でもあるため、リクルートスーツで紺色を選ばれても、就職してからも十分に使うことができます。
そんな紺色のスーツ、ネイビースーツは、日本人に一番合う色と言われています。
詳しく見ていきましょう。
何故紺色が日本人に合うのか
世界中を見ても、日本人が一番ネイビースーツが似合うと言われています。
それは日本人が黄色人種で、黄色がかった肌の色に、紺色が最も映えるからです。
色彩学における色相環で見ると、紺色と黄色は、反対に位置する、補色の関係性にあり、互いの色を引き立たせる関係になります。
1990年代後半迄は紺色がリクルートスーツの定番色
あるリクルート調査(1996年)では、男子学生のうち実に92.6%がネイビースーツを選んでいたというデータもあるようです。
黒はそもそもアンケートの選択肢にすら無かったというのですから、いかに紺色が、リクルートスーツとして支持されていた色だったのかが分かります。
黒が出てくるのは2000年前後です。
上記でご案内した通り、ビジネス用のブラックスーツが注目され始めるまでは、リクルートスーツは紺色一辺倒でした。
それだけに当時学生で就職活動をしていた世代の方からすると、リクルートスーツ=ネイビーという意識が根強く残っているようです。
紺色のメリット
では、そんな紺色、ネイビースーツを着ることにより、どんなメリットが得られるでしょうか。
大きく分けて、以下の2点が挙げられます。
爽やかな印象
ネイビースーツはすっきりとした見た目で、表情も明るく見える為、爽やかな印象を与える事が出来ます。
色によって与える印象は異なります。
就職活動において爽やかさは重要なファクターの一つです。
爽やかさを面接官にアピールしたい場面では、是非取り入れてみて下さい。
就活生らしい、フレッシュさをアピールすることができます。
誠実な印象
また、何と言ってもネイビースーツは真面目で誠実な印象を与える事が出来るのが最大のメリットです。
ネイビースーツがいつの時代も、ビジネスで支持されている理由は、ここにあります。
大切なクライアントに会う際や、大事な商談の場面等、ここぞという時には必ず着用されるのがネイビースーツです。
アメリカ大統領も、就任演説の際はネイビースーツを着用します。
それはやはり、紺という色が持つ「落ち着き」や「誠実」といった印象を相手に与える事が出来るからです。
志望度が高い、ここぞという面接の場に取り入れるのも、おすすめです。
おすすめの業種
先述したように、銀行や国家公務員などの「堅い」イメージの企業を受ける場合は、ネイビースーツが最も無難と言えます。
ただ、ネイビースーツが与える「誠実さ」はどの業界でも求められるものですし、さまざまな企業で好印象を与えることが出来るので、基本的にはどの業種であってもオススメできる色です。
また、紺色は黒色よりも、柔らかい印象を与えます。
柔らかな印象は、親しみやすさにも繋がります。
銀行などの堅い業種から、親しみやすさも求められやすい、IT関連・広告・テレビ、ラジオ局・アパレル系といった業種まで幅広く活躍する色だといえます。
おすすめの紺色のリクルートスーツ
ここでは、スーツセレクトで展開しているオススメの紺色のリクルートスーツをご紹介します。
先程の黒と同じ、「THE RECRUIT STYLE」シリーズの1着です。
採用担当の声を商品開発に取り入れた、面接で好印象を与えることのできる、紺色のリクルートスーツです。
明るすぎず、暗すぎない、好印象に見える絶妙な色がポイントです。
また、クリエイティブディレクターの佐藤可士和氏監修による、ミリ単位にこだわったシルエットにより、立った時はもちろん、椅子に座ってもデザインが崩れずにスマートに見えます。
就活に適したデザインで細身のラインを作り上げた「リクルートスタイル」の1着を、是非お試し下さい。
グレーを着るならチャコールグレー(ダークグレー)
最後は、グレーのリクルートスーツについてご案内します。
グレーと一口にいっても、ライトグレーやミディアムグレーといった様々な明るさのグレーが存在しますが、リクルートで着用するならば最も色が濃く、フォーマルな印象の「チャコールグレー」がオススメです。
※チャコールグレーとダークグレーは同色です。
チャコールグレーは欧米ではビジネスの定番色
リクルートスーツとしてはグレーはあまり馴染みのない色かもしれませんが、ビジネスでは定番のカラーです。
また、チャコールグレーのスーツは、結婚式等のセレモニーシーンに着用しても違和感がありません。
むしろ欧米では、グレーのスーツが最も拡張高いとされ、冠婚葬祭で一般的に着用されています。
アメリカでは、グレースーツには「エリート」や「成功」といったイメージがあり、グレースーツを着る事が成功の近道とまで言われています。
ビジネスでは、紺色に次いで定番的に人気のカラーであるチャコールグレーは、最もフォーマルな印象な為、様々なシーンで着用出来ますし、就職した後もビジネスシーンで安心して着用できます。
リクルートスーツとしても、日本では昔から定番の色です。
先述の1990~2000年代のリクルートスーツのアンケートでも、黒色や紺色を抑えて、支持率№1になったことはありませんが、常に選択肢には入ってきている色です。
グレーは「地味」や「目立たない」といった印象があるかもしれませんが、このように時代や、流行に左右されずに着用できることは、魅力の一つだといえます。
チャコールグレーのメリット
そんなチャコールグレーのスーツ、他にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
大きく分けて、以下の2点が挙げられます。
落ち着いた印象(上品な印象)
チャコールグレーという色が与える印象は、紺色のもつ「誠実」や「爽やかさ」といったものではなく、「落ち着き」や「知的」といったイメージです。
会議やプレゼンの場に相応しく、ビジネスマンには必須の色と言えるでしょう。
真面目で上品な印象に見えるチャコールグレースーツなら、就職活動の場でも全く問題ありません。
汚れが目立ちずらい
黒色や紺色と違って、グレースーツならば、汚れやホコリ、フケといった白い汚れが目立ちにくいため、ケアが簡単で手入れが楽というメリットがあります。
就職活動をする上で、泊りがけで行く場合や、連日の面接等になった場合、このメリットは大きいと思います。
おすすめの業種
黒と同じく、銀行や国家公務員などの「堅い」イメージの企業を受ける場合は避けた方が無難ですが、それ以外の一般的な企業全般で着用できます。
製造メーカーや、自動車関連、商社や人材派遣、新聞・出版といった一般的な業界から、紺と同じく、広告系やテレビ業界、映画会社やアパレル業界でも着用できます。
紺とグレーで、与えることのできる印象が違う事を活用し、自分をどう見せたいかを考えて、ベストな選択をしていきましょう。
おすすめのチャコールグレーのリクルートスーツ
ここでは、スーツセレクトで展開しているオススメのグレーのリクルートスーツをご紹介します。
こちらはスーツセレクトでは定番的に展開しているチャコールグレーのスーツで、「スーパー100’S」という高級原料を使用し、とても滑らかな着心地ながら、「TOUGH」(丈夫)に仕上げた1着です。
シワ・摩擦に強く、ストレッチ性があり、連日ハードに動き回る就職活動にうってつけの素材になっています。
また、最もベーシックな、「KSW MODEL」という細すぎず、シルエットが綺麗に見える型紙を採用しているため、様々な体型の方に着用して頂けます。
また、別売りですがプラスワンパンツというスペアパンツの展開があり、万が一破けてしまったり汚してしまった際も安心です。
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まとめ
いかかでしたでしょうか。
今回はリクルートスーツを選ぶにあたって、定番的な色である「黒」・「紺」・「グレー」の色によるメリットや、印象の違いをご案内させていただきました。黒は「汎用性」があり、最も「無難」な印象で、ネイビーは「爽やかさ」と「誠実さ」を併せ持ち、チャコールグレーは「落ち着き」と「知的さ」を表現することができます。
そのような色による印象の違いを、リクルートスーツを選ぶ基準にすることも正しい選択ですが、「最も大事なのは着る人に似合っているかどうか」です。
まずはショップで気になる色を、試着してみて下さい。
自分にしっくりくる色が、きっとあなたに一番合う色のはずです。
また自分だけの判断では不安な場合は、友人・知人・ご家族・ショップスタッフに、どの色が一番似合うか聞いてみましょう。
就職活動の面接で使うためのリクルートスーツなので、第三者に印象を見てもらうことは、とても大切なことです。
皆さんの就職活動が、実りあるものになることを、願っております!
スーツセレクトは、北は北海道、南は沖縄、海外はThailandに約200店舗展開している、スーツショップです。
今回ご紹介したスーツの他にも、黒・紺・グレーのリクルートスーツを多数取り揃えております。
スーツのみならず、シャツ・ネクタイ・シューズ・バッグ・靴下・ハンカチにいたる迄、就職活動に必要な全てのアイテムが揃います!
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