ネイビースーツに合わせる靴下はネイビーを選べば間違いなし!
ビジネスのみならず、フォーマルシーンからプライベートに至る迄、日常的に着用することの多い靴下。
非常に多くの種類があるアイテムです。
色は、定番的な黒・濃紺・グレー・茶色から、白・赤・青・緑など数多くの色のが存在し、柄においても、無地・ストライプ・チェック・小紋・アーガイル・ドットなど、多くの種類があります。
デザインにおいても、通常の長さの靴下から、ロングホーズと呼ばれる、膝下まである靴下、またインビジブルソックスやフットカバーと呼ばれる、ショート丈の靴下などがあります。
目立たないけど、実は重要な役割があり、またおしゃれに着こなすうえで、大切なアイテムです。
今回はそんな靴下を、ネイビースーツに合わせる靴下を中心に、ご案内させて頂きます。
今更だけど靴下の役割って何?〜靴下の歴史〜
今では、履くのが当たり前。
それくらい一般的に普及している靴下ですが、その歴史はかなり古いです。
靴下の歴史は編み物の歴史とほぼ同じで、紀元前2〜3世紀の頃、アラビアの遊牧民族が、靴下を作っていたという記録があるらしいのです。
それくらい古くから、私たちの身の回り品になっていたのですね。
ビジネスでの靴下選び基本ルール
ビジネスシーンでの靴下選び、毎日履くものですが、ワイシャツやネクタイと比べて、気にされる方は少ないのではないでしょうか?
気にされる方が少ないからこそ、そこに目を向け、少し意識をするだけで、他の人と、着こなしにおいて、大きな差が生まれます。
スーツor革靴の色と合わせるのが基本
基本的にはスーツの色、もしくは革靴の色と合わせるのが、基本の着こなしになります。
そうすることで、コーディネート全体に統一感がでます。
たとえば、ネイビースーツには紺系の靴下。
茶系の革靴には、茶色の靴下。
このようにスーツや、革靴の色と合わせることで、コーディネート全体がまとまって、見えるようになります。
長さが重要!ロングホーズがおすすめ
まずは、靴下の“長さ”について見てみましょう。
ビジネスシーンでの靴下は、ロングホーズと呼ばれる膝下まである、長い靴下がおすすめです。
それは、座った時に裾から素肌が見えてしまうのを防ぐことができるからです。
スーツスタイルにおいて、パンツの裾から素肌が見えてしまうのは、上品さに欠けるため、マナー違反とも言われます。
また、ロングホーズは、スーツのパンツの劣化を防止できます。
基本的にスーツは、ウール(羊毛)が混紡されているものが多く、肌で直接触れてしまうと、汗を吸収してしまい、繊維が痛むことがあります。
その他にも、コットン(綿)100%素材の靴下を選ぶことにより、静電気の発生による、スーツのパンツが、足にまとわりつく現象を防ぐことができます。
それくらい靴下の“長さ”は重要なのです。
厚すぎる靴下はNG!
スーツスタイルに厚手の靴下、特にスポーツソックスなどを合わせるのはNGです。
やはり、スーツとはクラシックに着こなすもの。
厚手のソックスはスーツには合いません。
ビジネスシーンでは無地系が基本
ビジネスシーンでは、無地のソックスがおすすめです。
スーツの柄は、無地のものからストライプやチェック、千鳥格子やヘリンボーン等の様々な柄が存在します。
柄物のスーツを着用する場合、靴下を無地にすることによって、自然と柄同士のぶつかりを防ぐことができます。
もちろん、あえて柄物同士を組み合わせるスタイルもありますが、テクニックが必要なため、まずは“無地”を選ばれることを、おすすめします。
これがあると便利!という色として、黒、濃紺、グレーがあります。
これらの色の靴下は、基本的にどんなスーツやコーディネートにでも馴染んでくれます。
なおかつダークトーンの色なので、ビジネスシーン、フォーマルシーンでしっかりとした印象の足元を、演出してくれます。
色柄ものの靴下は、オフィスカジュアルならOK
色柄のはっきりした靴下は、少しカジュアル的な印象になります。(色柄の強い靴下の場合)
ビジネスシーンにおいて、スーツに合わせる場合は会社のドレスコードの確認や、スーツとのテイストが合っているかどうか確認しましょう。
基本的にはスーツスタイルというよりは、ジャケパンでのオフィスカジュアルスタイルに向いています。
ネイビースーツにはネイビーソックスさえあれば安心
ネイビースーツにはネイビーソックス、紺色の靴下を合わせれば安心です。
勿論、黒の革靴を履く場合、黒やグレー、茶色の革靴を履く場合は、茶色の靴下との相性も良いです。
では何故、ネイビーのソックスを合わせれば安心かというと、ネイビーは、革靴の色が、黒とも、茶色とも相性が良く、どちらの革靴の色とも合わせることができるからです。
何故相性が良いかを解説させて頂きます。
ベースに基本ルールである、スーツの紺色と、靴下の紺色との色合わせがあった上で、革靴が黒の場合は、同じダークトーン同士の組み合わせになり、自然に馴染みます。
また革靴が茶色の場合は、靴下の紺色と、革靴の茶色が、色彩学において補色の関係性があり、両方の色を引き立たせる関係性であることから、相性が良いとされているのが理由です。
以上のことから、ネイビースーツには、ネイビーソックスがあれば安心だといえます。
ネイビーソックスの種類
リブ編み靴下
リブ編みとは、 ゴム編みによる凹凸状の縦ライン(リブ)がある靴下のことをさします。
リブ編みの靴下は、凹凸状の縦のラインがはいりますが、柄ではなく、編み方による立体感の凹凸のため、スーツの柄を邪魔することなく、コーディネートしやすいというメリットがあります。
ロングホーズ
ロングホーズとは、膝下まである長い靴下です。
スーツスタイルにおいて、ロングホーズの靴下は欠かせません。
そのメリットとして、
①座った時に裾から素肌が見えてしまうのを防ぐことができる。
②コットン100%の靴下を選ぶことで、静電気の発生を防ぎスーツパンツは足にまとわりつくのを防ぐことができる。
③肌が直接スーツパンツに触れて、汗を吸収してしまい繊維が傷むことによる、劣化を防ぐことができる!
という3点が大きいです。
柄物編
柄物のソックスとして、ストライプ、チェック、ヘリンボーン、ドット、アーガイル、グレンチェック等があります。(その他にも多数の柄がありますが、一例です。)
これらは、無地のスーツに合わせると、アクセントとしてちょっとした遊びゴコロを演出してくれます。
少し強めの柄がはいっていても、靴下の色と、スーツの色が同系色のため、派手さを抑えることができます。
ネイビースーツに合う靴下!アレンジ編
カラーソックス
ネイビースーツにカラーソックスを合わせる場合は、ネクタイやシャツの色との色合わせをしましょう。
センターラインの色を整えることで、コーディネートがまとまります。
あえて、靴下だけ鮮やかなカラーソックスを合わせるというファッションもありますが、カジュアル的要素が高いため、ビジネスにおける、スーツの着こなしの時は避けたほうが無難です。
まとめ
「ネイビースーツに合わせる靴下はネイビーを選べば間違いなし!」
いかがでしたでしょうか。
ネイビーの靴下は、ネイビースーツとの相性が良いということが、お分かり頂けたでしょうか。
アクセントとして、カラーソックスや柄物ソックスを合わせることも、ファッションとしては有りですが、ビジネスシーンで履く靴下としては、ネイビースーツにはネイビー無地の靴下を基本として揃えましょう。
特にロングホーズのタイプがおすすめです。
見える範囲は少ないですが、「おしゃれは足元から」と言われているように靴下選びも気は抜けません。
靴下までこだわって、スーツのファッションを楽しみましょう。
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