「結婚式があるが、いつものダークスーツを着用しても問題ないだろうか」
「そもそも、この色はダークスーツに含まれるのだろうか?」
このような疑問やお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、ダークスーツの基礎知識から着用シーン、おすすめのアイテムまでわかりやすく解説します。一口に「ダークスーツ」といっても、その種類や色柄は様々。ぜひ本記事を参考に、ご自身に合ったダークスーツを見つけてみてください。
なお、スーツセレクトではプロの販売員がスーツ選びのアドバイスをさせていただきます。「マナーを守ってダークスーツを選びたい」といった場合は、ぜひお近くの店舗までお越しください。現在、店舗の事前来店予約で5%OFFになるお得なキャンペーンも開催しています。
ダークスーツ選びについて詳しく知りたい方は、本記事を最後までお読みください。
ダークスーツとは
ダークスーツとは、ブラックやダークネイビー、ダークグレーなど、暗めの色合いを基調としたスーツ全般のことを指します。無地が基本ですが、控えめなシャドーストライプなどのパターンも含まれることがあります。一方、カジュアルな印象を与えるブラウンやグリーンなどの色は、暗い色味であっても「ダークスーツ」とは呼ばないことが多いです。
ダークスーツの特徴は、シンプルでありながらもスタイリッシュに着こなせて、「きちんと感」があることです。ビジネスシーンからフォーマルな場まで幅広いシーンで活躍してくれるので、何着か持っておくと非常に重宝するでしょう。
また、シンプルだからこそ着こなしのアレンジもしやすく、合わせるシャツやネクタイによって個性的なスーツコーデも楽しめます。
ダークスーツとブラックスーツの違い
フォーマルな「ブラックスーツ」は、冠婚葬祭で着用される略礼装として知られています。日本ではビジネスシーンでブラックカラーのスーツを着用することもありますが、略礼装として用いるブラックスーツはビジネススーツとは違い、マットな質感でフォーマル度の高い「漆黒」であることが特徴です。
ビジネススーツと礼服の違いについては以下の記事でも詳しく解説しているので、気になる方は合わせてご覧ください。
スーツと礼服の違いは?結婚式で着用すべき種類や選び方のポイントも紹介
ダークスーツが与えるイメージ
ダークスーツは落ち着いた色味であるため、誠実かつきちんとした印象を与えられます。特にビジネスシーンでは、ダークスーツを選ぶことで信頼感を得られるでしょう。
フォーマルシーンにおいてもダークスーツは使いやすく、日本人の顔立ちにも合いやすいため、シンプルながらも洗練された大人の魅力が引き立ちます。
特に、ダークネイビーやチャコールグレーのスーツは、モダンな雰囲も演出できるため、多くの男性に人気です。
また、ダークスーツは控えめなイメージが強いかもしれませんが、合わせるアイテム次第で様々なシチュエーションに対応できる柔軟性も持ち合わせています。たとえば、ネクタイやシャツにパステルカラーなどのアクセントカラーを取り入れることで、カジュアルなパーティーやおしゃれ着にもぴったりなコーディネートが完成します。
ダークスーツの着用シーン
ここからは、ダークスーツの着用シーンを具体的にご紹介します。着こなしやスーツ選びのポイントについても簡単にまとめているので、ぜひコーディネートの参考にしてみてください。
・入学式・卒業式
・ビジネス
・ゲストとして参列する結婚式
・弔事
それぞれ見ていきましょう。
入学式・卒業式

大学や専門学校の入学式や卒業式では、ダークスーツは定番のスタイルです。入学式にはダークスーツに春らしいパステルカラーのネクタイを取り入れるのもおすすめ。卒業式には社会人生活でも使いやすいネイビースーツを選べば、幅広いシーンで活躍してくれるはずです。
また、本人はもちろん、保護者としてお子様の入学式や卒業式に参加する際も、男性の服装はダークスーツが王道です。地域や学校によって式典の雰囲気が異なる可能性があるので、事前に情報をリサーチしておきましょう。
大学の入学式にはスーツがおすすめ!選び方から小物アイテムまで徹底解説
ビジネス

ビジネスシーンにおいても、ダークスーツは定番のスタイルです。最近ではカジュアルなスーツも広まっていますが、重大な商談や大切な会議ではビジネス用のダークスーツが間違いありません。色は暗めで無地、またはシャドー系の控えめな柄を選ぶと、フォーマル度の高い装いになります。
無地のホワイトやサックスブルーのシャツを合わせて、ネクタイも派手すぎない柄のものを選びましょう。
ゲストとして参列する結婚式

ゲストとして参列する結婚式でも、ダークスーツは重宝します。親戚の結婚式などで主催者側で参列する際はブラックフォーマルが基本となりますが、友人や同僚の結婚式に参列する場合はダークスーツで全く問題ありません。
シルバーやホワイトのネクタイを合わせれば、一気に結婚式らしい華やかな装いに。ポケットチーフやカフスも取り入れて、お祝いムードを盛り上げましょう。
また、最近ではパステルカラーのシャツを取り入れるなど、アレンジした着こなしも許容されるようになりつつあるので、同世代の方の結婚式であればチャレンジしてみても良いかもしれません。二次会のみに参加する場合であれば、よりカジュアルな装いでもOKです。
【保存版】結婚式のスーツ・男性の服装マナー!おしゃれな着こなしや選び方をプロが解説
弔事

急な訃報で一般弔問客としてお通夜に参列する際、ダークスーツを着用することが可能です。ただし、シャツは白無地、ネクタイや靴、靴下はすべて黒で統一するのがマナーです。弔事では特に控えめで落ち着いた装いを心がけましょう。
また、お葬式や告別式となると、ダークスーツでは悪目立ちしてしまうことがあります。親族や近しい人が亡くなった場合は、フォーマルな装いで参列しましょう。
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ダークスーツ着こなしのポイント
ここからは、ダークスーツ着こなしのポイントについて詳しく解説します。
・Vゾーンの色柄を意識する
・シルエットにこだわる
・Tシャツを合わせてカジュアルに
・小物アイテムで華やかさをプラス
それぞれ1つずつ見ていきましょう。
Vゾーンの色柄を意識する
ダークスーツを着こなす上で重要なポイントのひとつが、「Vゾーン」です。Vゾーンとは、ジャケットからシャツとネクタイが覗く部分のこと。首・顔に近いこの部分はスーツ全体の印象を大きく左右するため、Vゾーンのバランスを見てコーディネートを決めましょう。
ネクタイの柄やシャツの色を工夫することで、全体の印象が引き締まり、バランスの取れたスタイルが完成します。統一感を持たせるために、同系色でまとめるか、シャツやネクタイでアクセントを加えるのも効果的です。
シルエットにこだわる
シルエットにこだわることも、ダークスーツをおしゃれに着こなすコツの1つです。
特に、ダークスーツは身体を引き締めて見せてくれる効果があるため、自分に合ったシルエットのスーツを選ぶことでその魅力を最大限に活かせます。肩幅やウエストライン、袖丈などが体型にフィットしているスーツを選びましょう。
Tシャツを合わせてカジュアルに
ダークスーツというと、かっちりとしたフォーマルなイメージが強いかもしれません。しかしインナーにTシャツを合わせることで、カジュアルなスタイルにもアレンジできます。
特に、白のTシャツを取り入れると、シンプルながらも洗練されたカジュアル感を演出できます。オフィスカジュアルやちょっとしたお出かけ用のおしゃれ着としてもおすすめのスタイルです。
小物アイテムで華やかさをプラス
ダークスーツをドレスアップしたいときは、小物アイテムで華やかさをプラスしましょう。ダークスーツに地味な印象を持っている方もいるかもしれませんが、小物の使い方次第で印象がぐっと変わります。
たとえば、ポケットチーフを加えることで胸元に華やかさをプラスできます。また、タイバー(ネクタイピン)を使うと、実用面で重宝するだけでなくおしゃれな装いに。また、カフスボタンを合わせることで、袖元のさりげないアクセントとなりおすすめです。
ダークスーツのおすすめ4選
ここからは、ダークスーツのおすすめをピックアップしてご紹介します。
・ストレスフリーな着心地とルックスを両立させたビジネスウェア
・シルエットを楽しみながらも動きやすい一着
・ネイビー×シャドーストライプでさりげなくおしゃれに
・ブラック×ストライプで都会的な着こなしに
ストレスフリーな着心地とルックスを両立させたビジネスウェア
こちらのスーツは、「スーパーノンアイロン(シワになりにくい)」「ストレッチ」「ソフトタッチ」「サステナブル」の4Sが魅力の「4Sスーツ」。シンプルかつシャープなデザインが特徴で、リピーターが続出する特に人気のシリーズとなっています。
写真は、ダークスーツの中でも定番のネイビーカラー。ビジネスからフォーマルシーンまで幅広く対応してくれるので、一着持っておくと重宝します。
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シルエットを楽しみながらも動きやすい一着
グレー濃色のダークスーツもおすすめです。こちらも「4Sスーツ」コレクションで、スタイリッシュなシルエットと、イージーケアで軽やかな着心地が魅力。
「スリム」「タイト」「直線的」をキーワードに、シルエットを楽しみながらも着やすさと動きやすさを体感できる仕上がりになっています。
【SLIM TAPERED_2】【秋冬】2釦シングルスーツ 0タック/グレー×ドビー/4S/※裾上げ必要
ネイビー×シャドーストライプでさりげなくおしゃれに
「無地だと少し物足りない」という方は、シャドーストライプなどの柄を取り入れてみてはいかがでしょうか。ネイビー×シャドーストライプの組み合わせなら、派手になりすぎず上品に着こなせます。
パンツのウエスト部分にシャーリング、ベストの脇にニットが施されており、ストレスフリーな着心地も魅力です。
ブラック×ストライプで都会的な着こなしに
こちらはブラック×ストライプのダークスーツ。
ニュージーランドウールのスーツで、白のタブカラーのシャツにニットタイを合わせれば、程よい抜け感を演出できます。ポケットがパッチポケットになっているため、パンツを変えてジャケパンスタイルとしても着回しやすい優れもの。
シルエットの良い黒のストライプスーツは都会的な着こなしを楽しんでいただけます。
【WEB限定】【CLASSICO TAPERED】【秋冬】3釦段返りシングルスーツ 2タック/ブラック×ストライプ/パッチポケット/サイドAJ/NEW ZEALAND WOOL MIXダークスーツに関するよくある質問
最後に、ダークスーツに関するよくある質問についてご紹介します。
・ダークスーツの色はどこまで?
・日本人に合うダークスーツの色は?
・就活のスーツはダークスーツでも良い?
・無地ではないスーツもダークスーツに含まれる?
ダークスーツの色はどこまで?
ダークスーツというと、ダークネイビーやダークグレー、ブラックなど、暗く深みのある色のスーツのことを指します。ただしブラウンやカーキなど、カジュアル寄りのカラーについては一般的にダークスーツとは呼ばれません。
日本人に合うダークスーツの色は?
日本人に合うダークスーツとしておすすめなのは、ダークネイビーです。特に若い世代の方であれば、血色の良い肌にネイビーカラーがよく合います。一方、歳を重ねるごとに似合う色は変わることがあり、ミドルエイジになるとブルーがかったネイビースーツがより似合いやすくなります。
就活のスーツはダークスーツでも良い?
日本の就活においてはブラックのリクルートスーツが主流ですが、無地のダークスーツを着用しても問題ありません。特にネイビーカラーは清潔感やフレッシュな印象を与えてくれるためおすすめです。
ただし、一般的には黒を選ぶ学生が多いため、「絶対に失敗したくない」という場合はブラックのリクルートスーツを選ぶ方が良いでしょう。
無地ではないスーツもダークスーツに含まれる?
ダークスーツというと無地のものを指すことが多いですが、目立たないシャドーストライプなど、ビジネススーツとして着用できるような控えめな柄であれば、ダークスーツの範囲内であると考えて問題ないでしょう。
ダークスーツの取り扱いが豊富なスーツセレクト
本記事ではダークスーツについて解説しました。一口に「ダークスーツ」といっても、その種類は様々です。着用シーンや職場の雰囲気などに合わせて、自分好みの着こなしをぜひ楽しんでみてください。
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