おしゃれで品格のある印象を与えてくれる茶色のスーツですが、ネイビーやほかのダークカラーと比べてややハードルが高いと感じる方もいるのではないでしょうか。
茶色スーツをスタイリッシュに着こなすには、小物のアイテム選びも重要です。その中でも、特に重要なのがネクタイです。
「茶色スーツに合うコーディネートがわからない」
「茶色スーツが気になるけれど、着こなせる自信がない…」
本記事では、このような悩みや疑問をお持ちの方に向けて、茶色スーツにぴったりなネクタイのコーディネートをご紹介します。ネイビーやグレー、ブラックといった一般的なビジネススーツの色とは違った、大人びた雰囲気を醸し出してくれます。
なお、アドバイスをもらいながら茶色スーツのコーディネートを考えたいという方は、プロに相談しながらスーツやネクタイを探してみるのもおすすめです。スーツセレクトでは、店舗の事前来店予約で5%OFFになる「トク予約」も開催しているので、ぜひこの機会にご利用ください。
茶色スーツのネクタイ選びについて詳しく知りたい方は、本記事をぜひ最後までご一読ください。
茶色スーツにおすすめのネクタイコーデ7選
茶色スーツだけではファッションは成立しません。スーツに合わせるネクタイを変えるだけで、印象はがらっと変わります。茶色スーツの着こなしではアイテム選びが重要なので、気分に合わせてアクセントに取り入れてみてください。
ここでは、茶色スーツにおすすめのネクタイコーデをご紹介します。
・ワントーン|ブラウン
・アズーロ エ マローネ|ネイビー
・モダンシック|ブラック
・レトロモダン|ブリック
・アースカラー|グリーン
・アクセントカラー|オレンジ
・ジェントルパターン|チェック
ワントーン|ブラウンネクタイ
ブラウンのワントーンコーディネートです。
ビジネスの定番色であるネイビーにしても、グレーにしても、スーツの色と合わせたカラーのネクタイをチョイスした、ワントーンコーディネートは鉄板の着こなしです。
色のもつイメージを強く訴求できるのがワントーンコーディネートの魅力です。ブラウンは、安心感・穏やか・温もり・大人・紳士的といったイメージを与えてくれる色味。
このようなイメージを強く演出したい場合に、ワントーンコーディネートはおすすめです。
また、全身を同色でまとめることでシルエットが引き立つ効果もあります。色のイメージの訴求+スーツのシルエットを際立たせたいときにぜひ試してみてください。
アズーロ エ マローネ|ネイビーネクタイ
アズーロ・エ・マローネコーデは、イタリアでは定番の色合わせである「茶」と「青」のコーディネートです。補色関係にあるブラウン×ネイビーの組み合わせは相性が非常に良く、日本でも人気のコーディネートとなっています。
ネイビースーツにブラウンのネクタイを合わせるコーディネートもありますが、ブラウンスーツの場合はブラウンの占める面積が広く、紳士的でクラシカルな印象を与えてくれます。
モダンシック|ブラックネクタイ
色数を抑えたモダンシック。ブラウンジャケットにブラックのネクタイの組み合わせです。
Vゾーンをモノトーンカラーでまとめることで、全体的にシックで落ち着いた雰囲気に。アースカラーのブラウンと無機質な色味のブラックは一見合わないように思えるかもしれません。
しかし、実際にはブラックとブラウンの相性は抜群です。
ブラックカラーのアイテムは、ひとつ身につけるだけで全体のコーディネートをカチッとした印象に仕上げてくれます。
エレガントな大人の着こなしを、ぜひ楽しんでみてください。
なお、黒無地のシルク素材のネクタイは不祝儀を連想させてしまうため、小紋やドット柄がおすすめです。無地の場合はニット素材や、コットン素材など、少しカジュアルテイストな素材を選びましょう。
レトロモダン|ブリックカラーネクタイ
ブリックのネクタイを合わせたレトロモダンなスタイルは、ブラウンワントーンに比べて温かみを感じるコーディネートです。
ブラウンカラー自体が暖色なので、同系色のブリック(レンガ色)とは非常に相性が良く、落ち着きと温かみを演出してくれます。
また、コーディネートを同系色でまとめることにより、ネクタイの柄が映えるのもポイントです。ワントーンコーディネートに似た特性を持ち、柄がもつ印象をそのまま表現することができるため、ブラウンのイメージを活かしたいときにおすすめです。
一方で、ブラウンとブリックには色の違いもあるため、程よいこなれ感も演出できます。
アースカラー|グリーンネクタイ〜
ブラウンと同じアースカラーであるグリーンのネクタイ組み合わせることで、アースカラーのみを組み合わせたコーディネートも楽しめます。シャツはブルーを選ぶと良いでしょう。
アースカラーは1970年代に流行した色で、大地・木などの茶系の色や、カーキ、オリーブ、グリーンなどの緑系の色など、自然界に存在する色を指します。
自然界に存在する色同士の組み合わせのため、非常に相性が良いのが特徴です。
スーツのブラウンは土、ワイシャツのブルーは空・海、ネクタイのグリーンは緑を連想させ、コーディネート全体が自然界に存在する色で構成されています。
見た目にも優しい組み合わせであり、相手に安らぎを与える癒しのコーディネートともいえます。
アクセントカラー|オレンジネクタイ
アレンジを効かせて少し華やかにしたい場合は、アクセントカラーを取り入れるのもおすすめです。
暖色の中でも、特に華やかで明るい色であるオレンジカラーを用いることで、春の優しい温かみのあるVゾーンを演出できます。
同系色のベージュカラーのジレを差し込むことで華やかさも保ちつつ、気品のあるレイヤードスタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか。ポケットチーフにもオレンジを取り入れて、ネクタイとのサイドラインの色合わせをすると、まとまりもでて更におしゃれです。
ジェントルパターン|チェックネクタイ
柄物を合わせるなら、思い切ってカジュアルなチェック柄もおすすめです。チェック柄だけを見ると子供っぽい印象を受けるかもしれませんが、大人のブラウンスーツに合わせると、調度良いバランスになります。
ブラウンスーツは、スーツだけでは落ちつきすぎた印象になりやすいですが、チェック柄のネクタイを合わせることで中和されます。
ネクタイの基本ルール
最後に、ネクタイ選びにおける基本のポイントをご紹介します。ネクタイを新調するときは、以下の点に着目してみてください。
・大検がベルトにかかるくらいの長さ
・幅はラペル幅に比例させる
・ディンプルをつくる
・ジャストサイズのシャツに合わせる
大検がベルトにかかるくらいの長さ
「大検」とは、ネクタイを着用した際に正面に来る太い剣先のことです。大検の長さは、ベルトにかかるくらいにしましょう。
長すぎるのも短かすぎるのもNGです。スタイルが悪く見えるため注意しましょう。
幅はラペル幅に比例させる
ラペル幅は、ジャケットの襟の幅のことです。
ネクタイの幅とラペル幅を合わせてあげることにより、全体的なコーディネートやシルエットのまとまりが良くなります。
ディンプルをつくる
ディンプルとは、ノットの下のくぼみのことです。
ネクタイを締める際にディンプルが綺麗に入ることで、Vゾーンが立体的に見えます。ただし、6㎝以下のナロータイをつけるときや、弔事の時はディンプル無しが決まりです。
ジャストサイズのシャツに合わせる
Vゾーンをすっきりと見せるには、シャツの首回りのサイズにも注意が必要です。実寸+2㎝ぐらいの余裕が必要です。緩すぎると首元がだらしなく、ピッタリだと窮屈な圧迫感が出てしまうため、しっかりとサイズの合ったものを選びましょう。
茶色スーツの着こなしはネクタイで印象が変わる!
今回は、ブラウンスーツに合わせたいネクタイのコーディネートをご紹介しました。
落ち着いた大人の余裕や紳士的な印象を与えてくれるブラウン。新しくスーツを新調しようとお考えの方は、ぜひ一度ブラウンスーツに袖を通してみてください。毎日の着こなしが、更に楽しいものになりますよ!
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