おしゃれで上品な着こなしが叶うベージュスーツですが、ネイビーやほかのダーク系のカラーと比べて、着こなしにハードルの高さを感じている方もいるのではないでしょうか。
一見難易度が高く思えるベージュスーツですが、コーディネートのコツを押さえてしまえばグッと垢抜けた印象でおしゃれを楽しんでいただけます。
「ベージュスーツが気になるけれど、着こなしのハードルが高そう…」
「ベージュスーツのコーディネートがわからない」
本記事では、こういった悩みや疑問をお持ちの方に向けて、ベージュスーツの着こなしについてご紹介します。特に、ネクタイの合わせかたは重要なポイントなので、是非参考にしてみてください。
なお、間違いない着こなしをしたい方には経験豊富なプロに相談しながらコーディネートを決めるのがおすすめです。
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ベージュスーツの着こなしについて詳しく知りたい方は、本記事をぜひ最後までご一読ください。
ベージュスーツが与える印象
ベージュは「アースカラー」とも呼ばれ、自然色として人気の色の1つです。自然界に存在するカラーなので安定感があり、やすらぎや上品な優しさを連想させるポジティブ要素の強いカラーです。
スーツでは、ブラックやネイビーなどのダークカラーと比べると、ややカジュアルな印象になるのも特徴です。柔らかく安心できる印象を与えたいときや、オフィスカジュアルなどで着こなしの幅を広げたいときにはぴったりの色となっています。
ベージュスーツコーデの特徴
続いて、ベージュスーツコーデの特徴をご紹介します。ベージュスーツコーデの特徴は以下の通りです。
・濃淡や生地の質感で幅が広がる
・他の色と合わせやすい
・ビジネスシーンではTPOに気をつける
それぞれ1つずつ解説していきます。
濃淡や生地の質感で幅が広がる
一口に「ベージュ」といっても、その種類は実は様々です。オレンジがかったものやダークベージュなど、色の濃淡で着こなしに幅が広がります。また、光沢感のあるものやマットな素材など、生地の質感も豊富です。
生地の選び方次第で、醸し出す雰囲気を柔らかくしたり、引き締まったものにしたりできます。着用シーンやその日の気分に合わせて、ぜひお気に入りのベージュカラーを見つけてみてください。
他の色と合わせやすい
先に触れた通り、ベージュはニュートラルカラーで安定感があります。ブラウン、グレー、ネイビーといった定番カラーはもちろん、パステルカラーやホワイト、グリーンなど、様々な色との相性が良いのもポイントです。
差し色を変えることで、同じベージュスーツでも与える印象が大きく変わります。プライベートからオフィスカジュアルまで、幅広いシーンで活躍してくれるはずです。
ビジネスシーンではTPOに気をつける
ベージュスーツは、ネイビーやグレーなどのダークカラーと比べてややカジュアルな雰囲気になります。取引先との重要な商談や会議などでは避けた方が良い場合もあるので、着用の際はTPOに注意しましょう。
オフィスでの着こなしやビジネスカジュアルなど、シーンを選んで着用することで、柔らかく、親しみやすい印象を与えられます。堅すぎない印象を保ちつつ、状況に合ったおしゃれを楽しみましょう。
ベージュスーツコーデの着こなし方
続いて、ベージュスーツコーデの着こなし方のポイントをご紹介します。ベージュスーツを着るときは濃淡や質感を統一しつつ、白やブルーのシャツでまとめるのがおすすめのコーディネートになります。
統一感を意識する
ベージュカラーのスーツは濃淡や質感が豊富なので、全体のバランスがちぐはぐにならないよう意識しましょう。特に小物やアクセサリー、靴を合わせるときは、色味や濃淡の統一感を意識するのがおすすめです。
例えば、濃いめのベージュならブラウンやグレー、淡めのベージュならホワイトなどが合わせやすくなります。
白やブルーのシャツがまとまりやすい
ベージュスーツの着こなしではシャツの色味も重要です。初めてベージュスーツに挑戦するという場合は、定番の白やブルーのシャツを合わせることでまとまりやすくなります。
寒色系を入れることで、スタイリッシュかつ清潔な雰囲気に仕上がります。ビジネスで着用するなら無地が基本ですが、織柄やストライプなどを取り入れてみるのもよいでしょう。
おすすめのベージュスーツコーデ10選！
続いて、おすすめのベージュスーツに合わせるネクタイコーデをご紹介します。スーツ本体の色味はもちろん、スーツに合わせるネクタイを変えるだけで印象はがらっと変わります。
ここでは、ネクタイの色をアースカラー、モノトーンカラー、パステル・ライブカラーに分けてご紹介していきます。
・ベージュスーツ×アースカラー
・ベージュスーツ×モノトーンカラー
・ベージュスーツ×パステル・ライブカラー
ベージュスーツ×アースカラー
アースカラーの定義は諸説ありますが、代表格として取り上げられるのが、「ブラウン系」や「グリーン系」 など、地球を上から見たときに、目に入る色の事を指す場合が多いです。空や海の色である、「ブルー系」もアースカラーに属します。
与えるイメージとしては、自然界にある色ということもあり、リラックス、ヒーリング、癒しなど。安定感のある安らぎのイメージを訴求できるようになります。
※ご紹介させて頂く商品は、在庫に限りがありますので、予めご了承ください。
【アースカラー】ベージュネクタイ
ベージュのスーツにベージュのネクタイ。「ワントーンコーディネート」になります。
統一感を出したいときには、この組み合わせがおすすめです。
着こなしに迷ったら、スーツの色と合わせて、ネクタイもベージュにしてみましょう。同系色のネクタイを合わせる事で、まとまった印象を与えるのと同時に、ベージュという明るいカラーのワントーンコーデは、透明感もでて、爽やかな印象にしてくれます。
柄をレジメンタルストライプにし、ビジネスライクなコーディネートをして頂くと、引き締まった印象にもなります。
【アースカラー】ブラウンネクタイ
ベージュのネクタイだと派手に感じる場合は、トーンを抑えたブラウンのネクタイを合わせてみてください。ブラウンは、ベージュが濃くなった色なので、相性が良く、また引き締まった印象になります。
足元には、ネクタイの色をすくってダークブラウンのシューズを合わせてみてはいかがでしょうか。また、モダンな着こなしで、ブラックのシューズを合わせてもおしゃれに着こなせます。
【アースカラー】ネイビー・ブルーネクタイ
ネイビーのネクタイは、どんな色のトーンのベージュのスーツとも合わせられる万能アイテム。ベージュスーツの着こなしに慣れていない方にもおすすめのコーディネートです。
ネイビーはビジネスシーンにおいてのマストカラーとなっている為、安定感も生まれます。
ベージュの柔らかなトーンを引き締めることもでき、自然色同士の組み合わせとなる点もポイントです。ナチュラルな配色で、まとまったコーディネートになります。
季節に合わせてブルーのネクタイを合わせれば、柔らかく涼しげな表情に。気候によって、ぜひ使い分けてみてください。
【アースカラー】グリーンネクタイ
ベージュとグリーンは、アースカラーの組み合わせの中で最もベストな組み合わせです。
ベージュとグリーンは、大地や草木の色なので、誰しもが目にしたことのある配色であり、自然な組み合わせであるといえます。
今の注目カラーの一つとして、森林色のフォレストグリーンもあげられているように、トレンド性も高く、旬のおしゃれを楽しめます。
深みのあるグリーンを合わせれば、高級感も増し大人びた雰囲気に。ライトグリーンを合わせれば、クリアで爽やかな印象になります。
同じグリーンでも、色のトーンで雰囲気が変わるのも面白いポイントです。
ベージュスーツ×モノトーンカラー
ベージュのスーツには、アースカラーのネクタイの相性が抜群ですが、その他にも合わせられるネクタイの色が多数あります。その1つがモノトーンカラーです。
モノトーンにはブラック、ホワイトのほかにグレーもあります。グレーにはチャコールグレー、ミディアムグレー、ライトグレーといったように、濃淡の違いによって様々な種類があります。
モノトーンカラーのアイテムは、カジュアルなシーンでもベージュと組み合わせやすく、豊富な着こなしを楽しめます。
一見ミスマッチと思われるかもしれませんが、ベージュをモダンに着こなすコーディネートはファッション業界でも注目されています。
【モノトーン】ブラックネクタイ
ベージュのスーツにブラックのネクタイ。
様々な色合わせがある中でも一番ミスマッチと言われていたのが、実はベージュとブラックの組み合わせです。
以前は確かに、ミスマッチとされていて、合わせることのあまりなかった組み合わせです。しかし現代では、モダンな着こなしとして人気を集めています。
ベージュの甘さをブラックで引き締める「甘辛コーデ」。スーツファッションだけでなく、ファッション全般で取り上げられている人気の色合わせです。
スーツのベージュとネクタイのブラックを引き立たせるために、他のアイテムは、白やグレーなど、無彩色で合わせていきましょう。
写真のスーツは、ベージュのコットン（綿）素材です。スーツの素材が、カジュアルな印象のコットン（綿）素材になるため、テイストを合わせて、ニットタイをしています。お洒落な着こなしをするにあたって、色の組み合わせだけでなく素材の合わせかたも、重要なポイントです。
【アースカラー】ホワイトネクタイ
続いてはベージュ×ホワイトのコーディネートです。
ホワイトのネクタイを合わせると、透明感が演出されて涼しげな印象になります。
素材にリネンやコットンのネクタイを選ぶことで、タイドアップでのクールビズスタイルとして楽しむことができます。
よく雑誌などでも、リゾート風の着こなしとして紹介されているコーディネートです。
【アースカラー】グレーネクタイ
グレーのネクタイは、ブラックとホワイトの中間色です。
トーンの濃淡によって、様々な表情が作れます。例えばチャコールグレーのようなダークトーンであれば、ブラックネクタイと同様にモダンな着こなしになります。それでいて、ブラックのネクタイに比べて柔らかさも演出できます。
反対に、ライトグレーのネクタイを合わせると、清涼感を残しながらシックな印象を演出できます。
柄を英国調のグレンチェック（グレナカートチェック）にすることで、クラシックな装いと個性を楽しめます。
パステル・ライブカラーネクタイ
次にご紹介するのは、パステルカラー・ライブカラーのネクタイです。
季節に合わせたコーディネートも覚えておくと、着こなしの幅が広がります。季節感を出すには、パステルカラーや、ライブカラーのネクタイで合わせるのがポイントです！
パステルカラーとは？
パステルカラーとは、上記のような白みがかった光沢のあるカラーのことをさします。ピンクやラベンダー、ブルーなどが代表的です。ギラギラとした光沢ではなく、艶感のある、明るめのカラーです。
春夏のイメージに欠かせないカラーとして、人気の高い色でもあり、ベージュのスーツの柔らかい雰囲気と良く合います。
ライブカラーとは？
ライブカラーは元気の出る色として、イエローやオレンジなどを指します。ビタミンカラーとも呼ばれます。
エネルギッシュな色として、スーツに華やかさを与える効果もあります。ライブカラーは特に季節は問いませんが、パステルカラーと同様に春や夏によく合わせることが多いです。
ダークスーツに合わせると、ネクタイが目立ちすぎる場合がありますが、明るいトーンのベージュのスーツなら自然に馴染みます。
【アースカラー】イエローネクタイ
一見難しそうに見えるベージュとイエローのコーディネートですが、シャツの合わせ方次第で様々な着こなしを楽しめます。
ホワイトのワイシャツを合わせることで透明感が生まれ、涼しげな印象に。ブルーのワイシャツに合わせれば、コントラストが生まれることで、ベージュとイエローの柔らかな色合いがより強調されます。
【アースカラー】ピンクネクタイ
ピンクのネクタイはベージュと共に暖色系の色になります。まとまりのあるコーディネートとしておすすめです。
ベージュやピンクは、顔色も明るく見せる視覚効果もあります。
また、ピンクは今の注目カラーでもあり、中でもコーラルピンクという白みがかったピンクは、雑誌でもよく取り上げられる程の人気のカラーです。
【アースカラー】ラベンダーネクタイ
ピンクが甘すぎると思われる方におすすめなのがラベンダーカラーです。
ラベンダーはブルーとレッドの中間色であり、コーディネートの合わせ易さも抜群です。ホワイトのシャツと組み合わせれば、上品さが増します。
中間色である事から、ブルーやピンクのシャツとも自然に馴染みます。
ラベンダーは合わせかたによっては、エレガントな印象になりすぎたり、甘い印象になりすぎたりすることがありますが、ベージュに合わせることによって中和され、親近感をもたれる印象を演出できます。
スーツセレクトはベージュスーツの種類が豊富！
ベージュスーツのコーディネートについてご紹介しました。
一見ハードルが高く思われるベージュのスーツですが、コーディネートの幅は広くさまざまな楽しみ方ができます。シックな着こなしでモード感を出したり、涼しく透明感のある着こなしにしたりと、おしゃれの幅も広がります。
合わせるネクタイによって、印象が大きく変わることがお分かり頂けたのではないでしょうか。ぜひこの記事を参考に、ベージュのスーツの着こなしを楽しんでみてください！
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